当店の農機具屋としての価値を認めてくださり、信頼してお任せいただけるお客様に、良質な農機をお届けしたい。
- 1人〜
- 販路拡大
大阪府有限会社 吉田屋農機
吉田屋農機のはじまりは、代表取締役 柿花成保様のお祖父様が明治期に始めた金物屋。2代目のお父様が家業を引き継ぎ、ヤンマーの中古農機の取り扱いを始められました。現在、柿花様が3代目として事業を承継し、泉州地域の野菜農家さんを中心に中古農機具販売・サービスをご提供されています。近年はチラシやホームページを積極的に活用し、泉州地域以外にもお客様を拡大されています。
代表取締役 柿花 成保さん
父が金物屋を継いで創業、約70年の老舗販売店に
創業の経緯やお店の特徴などを教えてください。
明治期に祖父が吉田屋として金物屋を始めたのが先駆けです。2代目の父が家業を引き継ぎ、ヤンマーの中古農機の取り扱いを始めました。現在、私が3代目として事業を承継し、吉田屋農機としては創業してから70年近くになります。戦争などで物資のない厳しい時代を乗り越え、今の姿があります。経営は私が中心で、家族に手伝ってもらいながら事業を切り盛りしています。
お客様はやはり地元である泉州地域の農家さんが主体ですね。キャベツや玉ねぎ、水ナスなどを作っている野菜農家さんが主でして、様々な種類の農機具が出ます。最近はチラシやホームページなどで随時広告を打っているので、泉州地域以外にも和歌山県や、その他の府県などにお客様がいらっしゃいます。
価値を認めてくれるお客様に良質な農機具を提供したい
ノウキナビ導入のきっかけは何でしたか。
販路拡大のために、広告・宣伝活動は大切だと思っていましたので、インターネットの媒体も積極的に使っていこうと思っていました。そんな折に、ノウキナビさんの営業の方が来社し、案内してくれたのをきっかけに、導入することにしました。
“良質な農機を全国に流通させるインフラ”という、ノウキナビさんのコンセプトは私の考えと通じるものがありました。当店の運営ポリシーも、やはり“良質な農機を適正な価格で”ということですから。
極端な話、農機具って安く売ろうと思えばいくらでも安くすることはできるんです。でも、吉田屋農機としては、極端な値切り交渉には基本的に対応しないことにしています。当店の農機具屋としての価値を認めてくださり、信頼してお任せいただけるお客様に、良質な農機をお届けしたいと考えています。
販路が拡大し、思いがけない反響に嬉しい悲鳴
ノウキナビを導入して、どのような効果が得られましたか。
ノウキナビを始めとするインターネット媒体に露出したことで、知名度は確実に上がったのではないかと実感しています。これまで、1〜2月などは注文の少ない閑散期だったのですが、おかげさまで今は年中忙しくなりました(笑)。出品すれば反応があるので、ネットに出す品数も増やすようになりましたね。
また、中古の玉ねぎの選別機が大分県で売れるなど、ネットでなければあり得ない販売ルートが生まれるという小さな驚きがありました。ITによる販路拡大といいますか、インターネットが思いのほか見られているんだなぁと実感したものです。
当店でも、広告や宣伝は必要なので、ある程度費用をかけるべきところだと思っています。ノウキナビさんにバナー広告を出してもらったりもしていますけれど、広告や宣伝にお金がかかったとしても、農機具は単価がそれなりなので、何かひとつ売れれば元以上のものが取れるわけですからね。
今後もITを活用して販売ルートを拡大していきたい
やはりうちは良質な農機を取り扱っている店として、プライドを持って仕事をしていきたいという想いがあるので、これからもインターネット上での販売は続けたいです。もちろん、良質な商品しか出品しないようにしたいと思っています。当店では中古農機でも、細かい部品やツメなどは全て取り替えています。そういった良質な商品の価値を認めてくれるお客様に、きちんと情報を届けた上で販売していきたいですね。
そういう意味ではノウキナビさんにも、いつまでも古い情報が載っているホームページではなく、良質な中古農機情報を最新の状態で知ることのできる媒体として育っていってほしいと思っています。
今の世の中、何が売れるか分からない時代ですよね。メルカリのようなサイトで不用品が売れているという話も聞きますし、IT化によって新しい価値がどんどん生まれている。そんな中で、うちのこだわりである「良質な農機具」が全国に届けられると嬉しいですし、そのためにノウキナビさんにもますます頑張ってもらいたいですね。