スピードスプレーヤーの故障でお困りの方へ!対処法や故障防止の方法をご紹介します!

スピードスプレーヤーの故障でお困りの方へ!対処法や故障防止の方法をご紹介します!

スピードスプレーヤーは、果樹などを栽培する農家にとって必要不可欠な農機具です。スピードスプレーヤーの故障する原因にはどんなものが多く、どのように対処すべきなのでしょうか。ここでは、詰まり防止、故障防止のためのスピードスプレーヤーの効果的な使用方法や、メンテンナンス方法について解説します。

スピードスプレーヤーの故障の原因

スピードスプレーヤーのような動力噴霧器は、何度も使用するうちにパッキン類が傷んで、正常に噴霧できなくなります。そのため、定期的に点検したり、破損したパッキンの交換をしたりすることが必要です。また、給水ホースのストレーナーは、詰まりやすいので注意しましょう。

ストレーナーにはゴミが付着していることが多いです。そのため長期間使わない場合は特に、このゴミを取り除いておかないと故障の原因になります。シーズンを過ぎてスピードスプレーヤーを使わない期間に入ったら、保管する前にストレーナーを水洗いして、乾かしてから本体に取り付けて保管しましょう。ストレーナーを圧力がかかった状態で外そうとすると、金具を傷める恐れがあるので注意が必要です。

まず、送水バルブを開けて中に溜まった薬剤を捨て、送水バルブを閉めてから洗浄してください。ストレーナーは筒状の網でできているので、中のゴミを捨ててから水洗いして乾燥させます。ストレーナーが乾いたら、元通りに取り付けて作業完了です。ストレーナを外す際に、ストレーナーの外側にゴミが落ちると、ポンプに吸い込まれて新たな障害の原因になるため、必ず取り除くようにしましょう。ストレーナーを取り付けたら、薬剤を入れて漏れないことを確かめてください。

Vベルトは、エンジンの動力を噴霧器に伝える重要な役割をしています。Vベルトの点検は、張りや破断、摩耗の有無を調べます。Vベルトは張りすぎても張りが足りなくても、正常に動力を伝えることができません。そのため、適度な張りになるように調整が必要です。張りの具合は、エンジン停止時にVベルトを押して確かめてください。また、Vベルトは破断や摩耗によって、動力を伝えられなくなることもあります。Vベルトの破断や摩耗は目で見ればわかるので、劣化がひどければ交換しましょう。

スピードスプレーヤーの詰まり防止と故障防止の対策

スピードスプレーヤーが詰まると、散布斑ができて散布状態が均一にならないため、果樹などの生育に影響が出てしまいます。そのため、スピードスプレーヤーで正常に散布するには、詰まりの防止が非常に重要です。特に噴霧ノズルが詰まると、薬剤濃度が不均一になったり、散布斑が起きやすくなったりするので注意しましょう。

まず、スピードスプレーヤーを点検清掃する際に、薬剤タンク内に付着した薬剤のカスを取り除きましょう。薬剤のカスは、薬剤タンク内部が乾燥した際にできることが多く、放置すると異物となり、噴霧ノズルに吸い込まれて噴霧されるため、噴霧ノズルの先が詰まって噴霧斑の原因となります。薬剤タンクには濾し網がついていますが、この濾し網に汚れが溜まっていると、ゴミなどを除去しきれないため、噴霧ノズルの先が詰まって噴霧斑が発生してしまいます。

噴霧斑が発生するかどうかは、実際に噴霧してみればわかります。噴霧斑があれば噴霧ノズルの先が詰まっているので、ノズルを外してゴミを取り除きましょう。噴霧斑が発生すると、薬剤の散布がうまくいかず果樹の生育に影響するので、日頃から点検やメンテナンスを十分に行うことが大切です。また、スピードスプレーヤーについている、送風ファンにゴミや草などが付着していると、送風の変化による送風斑が発生してしまいます。

スピードスプレーヤーのメンテンナンス方法

スピードスプレーヤーは畑で使用するため、砂埃や虫が入ることが多く故障の原因にもなります。特に、ゴミや虫などを除去する、ラジエータフィンの詰まり防止のために設置されている、ラジエータスクリーンに付着するゴミをこまめに取ることが大切です。本来なら、スピードスプレーヤーを使う前に、毎回ラジエータスクリーンを掃除すべきです。

ストレーナーの掃除

ストレーナーは、薬液からゴミを取り除く役割をしています。ストレーナーにゴミが溜まると、薬液の流れが不規則になり、十分に噴霧できなかったり噴霧斑の原因になります。また、ストレーナーにゴミが溜まると、それ以上取り切れないゴミは噴霧ノズルまで流れていって、目詰まりすることがあるので注意が必要です。

本来なら、ストレーナーの掃除はエンジン始動前に必ず行うのが理想です。ストレーナーには、ゴミだけでなく薬剤のカスも付着しているので、長期間保管する場合はしっかり取り除く必要があります。もしストレーナーのゴミを取らずに長期間保管すると、ゴミが固まってしまい取るのも困難になってしまいます。そこで、スピードスプレーヤーを使うシーズンが終わったら、すぐに水洗いして乾かしてから再度取り付けるようにしましょう。

噴霧ノズルの掃除

薬液を噴射するノズルにゴミが溜まると、散布斑ができてしまいます。そのため、作業前に必ずノズルをチェックして、内部にゴミが溜まっていないか確認しましょう。噴霧ノズルの詰まりは、作業中にも起こることがあるので、適宜チェックしてみることが大切です。もし詰まっていたら、噴霧ノズルを外して内部のゴミを取り除いてから、再び作業を開始しましょう。

基本的に、噴霧ノズルの詰まりは、薬剤にゴミが混じっていなければ発生しないはずです。そこで、何度も詰まるようなら、ストレーナーにゴミがついていないかチェックしましょう。ストレーナーにゴミが付着していると、噴霧ノズルが詰まりやすくなります。また、ストレーナーに欠損がある場合も、ノズルの詰まりが増えるので注意が必要です。

噴霧に使用する薬液にゴミが混ざっている場合も、噴霧ノズルが詰まりやすくなります。特に藻が混入していると、見つけにくい上に確実にノズル詰まりを起こします。水道水を使えば藻が混じることはありませんが、農地では農業用水を使って噴霧することが多いので、藻が混じりやすくなります。農業用水を使う場合に藻が混入していれば、一度濃し網を使って藻を取り除いてから使うとよいでしょう。

動力噴霧器ポンプのオイル交換

動力噴霧器ポンプは、薬剤を噴霧するための心臓部です。動力噴霧器ポンプを正常に働かせるには、定期的にオイル交換を行う必要があります。オイル交換は100時間ごとに行うのが理想ですが、1年に1回でもほとんど問題ないようです。また、オイルゲージでチェックして、内部のオイルが白く濁っていたらオイル交換のサインです。オイルが白くなっている場合は、オイル漏れのサインでもあります。

冬季保管の方法

スピードスプレーヤーを長期保管する際は、ポンプ内などで水が凍結することがないよう予防対策が必要です。凍結予防対策には、排水による方法と不凍液を使用した方法があります。

まずは、動力噴霧器内の排水のために、噴霧コックを開放します。次に、動力ポンプのドレインを緩めて、内部の水を排水しましょう。薬剤タンクの水も、ドレインを緩めて排水します。次にストレーナーを外して水を排水し、最後に噴霧ノズルからもノズルを外して水を出すことで、排水完了です。

まとめ

スピードスプレーヤーのような動力噴霧器は、パッキン類の破損が多いので定期的に交換する必要があります。薬剤タンクの給水ホースのストレーナーも、詰まりやすいので注意しましょう。Vベルトは、エンジンの動力を噴霧器に伝える重要な役割をしているので、適度な張りがあり破損や摩耗がないことが大切です。スピードスプレーヤーの噴霧ノズルが詰まると、噴霧斑の原因になるのでこまめな点検が必要です。

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