トラクターのエンジンがかかりにくい時はどうすればいい?原因と対処法をご紹介します!

トラクターのエンジンがかかりにくい時はどうすればいい?原因と対処法をご紹介します!

トラクターは、農家にとってなくてはならない農機具なので、万が一故障すると困ったことになります。特に、忙しい時期にトラクターが故障すると、農作業に遅れが生じる可能性もあります。また、トラクターの故障の中でも、特に問題なのがエンジントラブルです。トラクターのエンジンがかからない原因には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、トラクターのエンジンがかからない時の対処法も解説します。また、併せて中古トラクター選びのポイントもご紹介しましょう。

トラクターのエンジンがかからない原因

トラクターのエンジンがかからない主な原因を見てみましょう。

*燃料の劣化

トラクターの燃料が劣化すると、エンジントラブルを起こすことがあります。トラクターを長期間使わないと、燃料タンクの燃料が変質してガム状になり、流れにくくなるのでエンジンがかからなくなってしまうのです。変質の原因は直射日光の影響による酸化や、燃料タンクへの水の侵入などがあげられます。

*エアクリーナー

エアクリーナーは、エンジンのシリンダ内に送り込む空気の中から、ホコリやゴミを除去するために必要なものです。このエアクリーナーが汚れていると、エンジンに悪影響を及ぼします。エンジンに不調が見うけられ、黒い排気ガスが出るようであれば、エアクリーナーの汚れが原因かもしれません。汚れを拭き取ったり、汚れを吹き飛ばしたりといった、定期的なメンテナンスが必要です。

*タンクの錆

長い間トラクターを使っていると、燃料タンクの中に錆が発生することがあります。この状態では錆が燃料に混ざって、エンジンがかからなくなってしまいます。タンクに水が入ってしまったり、長期間タンクに燃料を入れっぱなしにしたりすると、錆が発生してしまうのです。特に海に近くにお住いの場合は、潮を含んだ水が侵入する可能性が高いため、錆の発生が早くなってしまいます。他にも、エンジンをかけるために電気を供給するヒューズが切れていたり、バッテリーに不具合が生じていたりしても、もちろんエンジンはかかりません。どこに原因があるのかを、順番にチェックしていく必要があります。

トラクターのエンジンがかからない時の対処法

トラクターは、農家にとって大切な農機具ですが、長期間放置したりメンテナンスを怠ると、いざ使おうとしても使えないことがあります。では、トラクターのエンジンがかからない場合は、どこをどうチェックすればいいのでしょうか。

1.レバーやスイッチがすべてニュートラルになっているか確認する

最近のトラクターの中には、エンジンを始動する際にニュートラルになっていないレバーがあると、安全のためにエンジンがかからない機種があります。そのため、エンジンがかからなかったら、まずすべてのレバーをニュートラルにして、再度かけてみるとエンジンがかかるかもしれません。

2.ヒューズが切れていないか確認する

トラクターのヒューズボックスを見て、ヒューズが切れていないか確認しましょう。もし、スターターセル関連のヒューズが切れていると、エンジンはかかりません。大型トラクターの場合は、ヒューズボックスとは別に、バッテリーの電力を直接モーターに供給するための回路にも、ヒューズが設置されていることがあります。

ヒューズは過電流が流れたときに切れますが、エンジン関係のヒューズが切れると、エンジンをかけることができないので、すぐ交換しなければなりません。また同時に、ヒューズが切れた原因を調べて、どこかに異常があれば直す必要があります。

3.燃料コックが開いているか

当然ですが、燃料コックが閉まったままでは、エンジンに燃料が供給されないのでエンジンはかかりません。トラクターを長期間使用しない場合は、燃料コックを閉めることが多いので確認してみましょう。

4.バッテリーが充電されているか

バッテリーが充電されていないと、エンジンがかかりません。エンジンのキーを回してパネルが点灯しても、バッテリーが十分に充電されていないと、エンジンがかからないことがあります。これは、パネルを点灯する電力はあっても、エンジンをかけるための電力が足りずセルモーターが回せないからです。この場合はバッテリーを充電するか、別のバッテリーをブースターケーブルでつないで、エンジンをかける必要があります。

5.エンジンストップレバーを引いていないか

古いトラクターで、レバーを引いてエンジンを止めるタイプの場合、レバーを引いたままだとエンジンがかかりません。

6.バッテリー端子が汚れていないか

トラクターは畑を耕す農機具なので、バッテリー端子が泥で汚れたり不純物がついたりすることがあります。これが通電不良の原因となって、エンジンがかからないことがあります。バッテリーが充電されているのに、セルモーターが回せない場合は、バッテリー端子の汚れをチェックしてみましょう。

7.燃料タンクを確認する

先述したように燃料タンクの中に水や不純物が入ると、エンジンがかからなくなることがあります。燃料フィルターにゴミが溜まっている場合は、燃料の中にかなりのゴミが混入している可能性が高いです。また、何らかの原因で燃料タンクに水が混入しても、エンジンがかからなくなるので注意しましょう。水が混入している場合は、燃料フィルターを外して水を抜き、フィルターを掃除しましよう。

中古トラクター選びのポイント

上記の項目をチェックして異常がなくても、エンジンのかかりが悪い場合は、新たにトラクターを購入することも検討しましょう。新たに購入するといっても、新品のトラクターを買う必要はありません。ここでは、中古トラクターを選ぶ際のポイントをご紹介します。

日本製のトラクターは、性能がよく丈夫で長持ちするため、中古でも十分に使えます。当然ながら、中古トラクターなら新品よりずっと安く購入することができ、実際の作業にもまったく支障がないので大変お得です。では、中古トラクターは、何をポイントに選べばいいのでしょうか。

*稼働時間・年式・馬力を見る

中古トラクターは、どれだけ使われてきたかが重要です。機械である以上、トラクターもいずれ寿命がきますが、その寿命を知る目安となるのがアワーメーターです。アワーメーターを見れば、何時間稼働したかがわかります。また、年式を見れば、今後何年くらい使えるか見当がつきます。

中古トラクターを選ぶには、馬力を見ることも大切です。中古トラクターは、馬力が大きいものほど高くなります。そのため、作業量に合わせた馬力のトラクターを選ばないと、無駄に高いものを買うことになってしまいます。そして、作業機がついているか、メンテナンスされているかなども、選ぶ際のポイントになります。中古トラクターを選ぶには、なるべく高品質で安い機種を選びたいものですが、馬力が足りなかったり、メンテナンスされていなかったりすると十分に作業をこなせず、使い物にならないので注意が必要です。

まとめ

エンジントラブルが発生した場合は、原因の究明を行い、正しい対処を心がけましょう。トラクターのエンジンがかからない原因には、燃料タンク内の燃料の劣化、タンクの錆などがあります。トラクターのエンジンがかからない場合は、レバーやスイッチがすべてニュートラルになっているか、ヒューズが切れていないか、燃料コックが開いているかなどを確認しましょう。また、バッテリーの充電が不十分だったり、エンジンストップレバーを引いていたり、バッテリー端子が汚れていたりすると、エンジン不調の原因になります。燃料に不純物や水が混入して、エンジンがかからないこともあるので、燃料タンクの中もチェックしてみましょう。中古トラクターを購入するには、稼働時間・年式・馬力を見ることが大切です。

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