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畑からはじまるスキンケア!美と健康のための注目素材⑦緑茶

日本人の生活にしっかりと定着している緑茶は、現在では海外でも人気の飲み物です。そのおいしさや健康と美容に対する効果が、その人気の大きな要因なのでしょう。急須で本格的にいれる日本茶からティーバッグ、ペットボトルやお湯で溶くだけのフリーズドライのものまで、さまざまなシーンで緑茶を楽しめるようになりました。そんな緑茶の効果や効果的な飲み方、使い方について見直してみると、新たな発見があるかもしれません。

目次

緑茶に期待できる効果とは

ツバキ科の常緑樹である茶の木の葉を摘み取って、酸化を妨ぐために加熱し、揉んで乾燥させたものを緑茶と呼びます。緑茶といえば、煎茶を指すことが一般的で、茶葉を焙煎したものをほうじ茶、炒った玄米を加えたものを玄米茶と呼びます。

緑茶の効果①美肌作用

緑茶に含まれるカテキンは強い抗酸化力を持ち、抗酸化力は肌の老化を防ぐといわれます。また、肌の弾力や透明感を保つためのビタミンCが緑茶には豊富です。日本以上に海外では緑茶の美肌効果が知られているかもしれないと感じるほど、緑茶と美肌が深く結びついています。

緑茶の効果②やる気がでる

緑茶にはカフェインが含まれ、覚醒作用が認められています。覚醒作用とは眠気をさまし、やる気をアップしてくれる働きです。カフェインには、利尿作用も期待できるので、むくみや新陳代謝をあげるためにも緑茶が有効だといわれます。ぼんやりした頭をクリアにしてくれるので、もうひと頑張りしたいときに上手に利用してくださいね。

緑茶の効果③抗菌・殺菌効果

緑茶は昔からその抗菌・殺菌作用が知られています。例えば、虫歯の原因となるミュータンス菌をおさえ、プラークの形成を妨ぐ働きが認められていて、緑茶でうがいをすることで虫歯予防につながると考えられてきました。また、緑茶うがいはインフルエンザなどの感染予防になるともいわれます。

効果がわかる緑茶のおいしい飲み方

緑茶を茶葉からいれる場合、その方法は大きく湯出しと水出しにわかれます。湯出しと水出しの緑茶は抽出される成分が異なるため、それぞれの味や効果に違いがあります。緑茶を効果的にとりいれるためにも、期待する効果によっていれ方を選ぶことをおすすめします。

湯出し緑茶

湯出し緑茶は、茶葉に沸かしたお湯を注いでつくる伝統的な方法です。湯の温度は茶葉の種類に応じて適温があります。例えば、玉露などは低温のお湯で、玄米茶は高温のお湯でおいしくなります。お茶をいれる前に使う茶葉の適温をチェックしておきましょう。

熱湯を使うことで高温に溶けやすい成分が抽出されます。カフェインは高温に溶け出しやすく、苦みをもつため、ぼんやりした頭をはっきりさせたいとき、緑茶の苦みを楽しみたいというときには湯出し緑茶がおすすめです。

ポリフェノールの1種であるカテキンも60℃以上の温度で溶け出す緑茶の成分です。カテキンは苦みを感じる成分でもあるため、苦みの強い緑茶が好みなら湯出しがおすすめです。カテキンには強い抗酸化力が認められていて、エイジングケアやスキンケア効果も期待できます。

湯出し緑茶は、うま味、甘み、苦み、渋みのバランスがよく、味わい深いのが特徴です。時間をかけずに手軽に緑茶本来の味を楽しむ方法として、湯出し緑茶はおすすめのいれ方といえるでしょう。

水出し緑茶

時間をかけてじっくりと水で抽出するのが水出し緑茶です。水出し緑茶には玉露や深蒸し茶が向きます。緑茶に水を注いで冷蔵庫で約3時間おいた後、よく振っていただきましょう。じっくりと時間をかけることでうま味成分が水に抽出されます。

水出し緑茶ではテアニンという低温で溶け出す成分が含まれ、緑茶のうま味と適度な苦みと渋みが感じられます。テアニンにはカフェインの覚醒作用をおさえるという働きが認められているため、安眠したい方には水出し緑茶をおすすめします。
また、高温で壊れてしまうビタミンCも水出しではしっかり抽出されるので、美肌効果を狙うなら水出し緑茶がおすすめです。

氷出し緑茶

緑茶を氷水でいれる方法もあります。高温で溶け出しやすいカテキンですが、氷水でじっくり抽出することにより、4種あるカテキン類がバランスよく抽出され、味にうま味と深みが増します。水出しと同様に、茶葉に氷水を注いだら、3~4時間おいて、よく混ぜます。

抹茶

抹茶は茶葉を石臼で挽いたきめ細かな粉末で、煎茶などの湯で抽出して飲むタイプとは異なり、茶葉の栄養素をまるごと摂れるのが魅力です。カフェインの摂取量を気にしないなら、茶葉の栄養分を余すことなく取り入れられる抹茶もおすすめです。

また抹茶は飲用だけでなく、菓子や料理の味付け、色付けなどにも利用されます。抹茶の風味や甘み、乳製品との相性がよいことから、現在では世界の多くの国ですっかり定着するほどの人気ぶりです。

緑茶の飲み方に関する注意

緑茶には目覚まし効果のあるカフェインが含まれます。一定の割合でカフェインに敏感となり、体質にあわない人がいますので、飲んで体調が悪くなる場合には緑茶は控えましょう。また、妊娠中はカフェインを含む飲料は口にしたくありませんね。それでは、緑茶を飲むにあたって覚えておきたい注意点をあげていきます。

安全と考えられる1日当たりのカフェイン摂取量を煎茶にすると、2リットル程度といわれます。つまり、健康な成人が1日に2リットル程度を飲むのなら健康にさほど問題はないといえるでしょう。しかし、どんな場合でも飲みすぎはよくありません。とくに、妊娠中の人、薬との飲み合わせや健康に不安を抱えた人などは専門機関に相談しましょう。

抹茶のカフェイン含有量は粉末100g当たり3.2g、煎茶は2.3g (文部科学省『日本食品標準成分表』と、抹茶のほうがやや多めなので、タイミングを間違えて飲むと眠れなくなるなどのトラブルにつながることがあるかもしれません。

緑茶のスキンケア効果

緑茶はまた飲むだけでなく、スキンケア製品の原料としても人気です。化粧水、乳液、クリーム、口腔ケア、消臭、ヘアケア製品などにも緑茶が使われています。

前述の通り、緑茶には抗菌、抗酸化作用が認められていて、多くのニキビケアの化粧品にも使用されています。抗菌作用のほかにも、保湿、修復、皮膚の保護、抗炎症など肌にうれしい効果がいっぱいです。ニキビケアからエイジングケア、敏感肌の人も、緑茶の成分はスキンケアでも広く活躍しています。

さらに日本だけにとどまらず、世界の多くのブランドからグリーンティーを配合したスキンケア製品が販売されているので、化粧品の選択肢のひとつとして緑茶入りのものを探してみるのも楽しいものです。

緑茶でほっとひといき

食事の後、日本茶の味と香りにいやされることはありませんか?その味と香りにはリラックス作用があり、緑茶を楽しむ時間は忙しい日常のアクセントになるでしょう。また一般的に馴染みがないかもしれませんが、緑茶に砂糖を加えて楽しんでいる人もいらっしゃいます。固定概念にとらわれず、自分なりの緑茶の飲み方を発見するのも楽しいものです。緑茶を飲むタイミングや求める効果や味によっていれ方を変化させながら、緑茶を自由に楽しんでください。

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