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~バインダー~ トラブルを防ぐ習慣。

お世話様です。長野県の夏は気づくと終わっています。冬はすごく長く感じるんですけどね(笑)。

今年の秋は雨もそれほど多くなかったみたいでしたが、稲刈り、脱穀は順調に終わりましたでしょうか。

さて、今回はバインダー(稲刈り機)について書こうと思います。

昨今、コンバインで“刈り”と“脱穀”をいっしょにやって、そのあと乾燥機で乾燥というのが主流になっているようです。

でも、やっぱり自分の家で食べるお米は、“はぜ掛け”をして自然乾燥させたお米が良いという理由からバインダーを使われる方もいらっしゃいます。

そんなバインダーですが、いざ使おうと思ったったらエンジンがかからないとか、結束ができないだとか困ったことがある方も多いのではないでしょうか。

 

エンジンがかからないのは、バインダーの1年間の“長期休暇”が原因のひとつ。

トラクターや耕うん機は別にして、ほとんどの農機具は、年に一度しか使わないことが多いですよね。

1年間、使わないとどうゆうことになるか。ヒントはバインダーの動力はガソリンエンジンだということ。

ガソリンエンジンは、タンクからキャブレターという場所を通って燃料がシリンダーに送られます。

キャブレター内に燃料を残したまま1年間使わなかったら、燃料が劣化してキャブレターが詰まってしまうことがよくあるのです。

秋に使い終わったら、燃料を抜くことを習慣にしてはどうでしょう。

方法は簡単、タンクから燃料を抜いて、エンジンが止まるまで運転するとシリンダー内の燃料はなくなります。

タンクの燃料を抜くのが「めんどくさい」と思われる方は、タンクからキャブレターにつながるコックを閉めて、キャブレターのトレインを開ければ、燃料は抜けます。

ただ、タンクの燃料も1年も経つと必ず劣化しますので、できるだけタンクも空っぽにすることがおすすめです。

 

結束不良の一番の理由は“ゴミのづまり”ですね。ゴミが詰まれば爪の掴む力などが弱くなってしまって結束不良が起こります。

下の真ん中の写真、この結束ホルダーといわれるところに以前使用した時の“バインダー紐”などが詰まってしまい結束不良が起こるケースが多いです。

こまめにチェックして、ゴミを取ってから、「ご苦労様でした」にしましょう。

余談ですが、バインダーって一条刈りと二条刈りがあるんですが、作業時間は二条刈りにしても一条刈りの半分にはならないみたいです。

カタログに載っている作業能率は倍ぐらい違うんですけどね。

取り回しが大変だとか、田んぼの隅を一条で刈るときよりも多めに手刈りしないといけなかったりといったことが理由かな、と僕は思っています。

今回も読んでくださった皆様ありがとうございました。

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