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コンバインの寿命は?メンテナンス方法を解説

日本は稲作中心の国ですから、秋になると米作地帯では一斉にコンバインを使って、稲刈りする風景が見られます。これは、日本の風物詩といってもいいかもしれません。ところで、このコンバインの寿命はどれくらいなのでしょうか。コンバインはかなりハードに使用される農機具なので、傷みも激しいためメンテナンスが欠かせません。しかし、長く愛用していたコンバインも、やがて寿命がきます。この記事では、使えなくなったコンバインの有効な処分方法についても解説します。

目次

コンバインの寿命

コンバインは約10年の耐用年数があり、稼働時間は約1000時間ほどになります。ただし、コンバインの寿命は使い方によって、これより長くもなり短くもなります。コンバインは定期的にメンテナンスするなどして、丁寧に使用すればかなり長持ちします。また、コンバインのような農機具は、屋外で炎天下のもとで使用することを想定して作られているので、かなり頑丈にできています。

そのため、最低限必要なメンテナンスさえ怠らなければ、かなり長期間使えるのです。現に、中古市場では10年以上経過したコンバインが、立派に稼働して高値で取引されています。ただし、コンバインはどんなにメンテナンスしても700時間を超えるあたりから不具合が生じるようになるので、故障が目立つようになったら買い替えを検討することも必要です。

コンバインを長持ちさせるには日々のメンテナンスが重要

コンバインを長持ちさせるために、メンテナンスすべきポイントを説明しましょう。

点検するポイント

コンバインの重要なパーツはエンジンや刈り取り部、脱穀部分、燃料タンクなどです。
これらの重要パーツをしっかり点検することで、より長くコンバインを使い続けることができます。この中で、特に重要なのはエンジンです。

エンジンの点検

コンバインを使っていて、エンジンに不調があると急に濃い排煙が出たり、異音がするようになります。そのため、エンジンの不調には気づきやすいのですが、その原因はさまざまです。たとえば、エンジンが過熱すると、オーバーヒートして出力が出なくなります。

また、エンジンオイルがシリンダーに混入すると、黒煙が出たりします。そのため、エンジンをメンテナンスする場合は、エンジンオイルの状態をチェックするといいでしょう。エンジンオイルはシリンダーを中心とした、エンジンの重要部分を循環して潤滑油としての役割を果たします。

また同時に、エンジンを冷却し、錆を防ぐ役目もあります。そのため、エンジンオイルが減ったら補充する必要があり、オイルが汚れたら交換しなければなりません。エンジンオイルが少ないと動作に影響が出ますが、十分な量があっても、汚れているとエンジンオイルの役目を果たせなくなります。

そのため、エンジンオイルが汚れたらすぐに交換する必要があります。交換の時期がわからなければ、1シーズンごとに入れ替えれば十分です。エンジンオイルのチェックは、給油ゲージを抜いて、ゲージについたオイルを見れば汚れ具合がわかります。また、エンジンオイルと同時に、エンジンオイルフィルターの汚れもチェックするようにしましょう。

刈り取り部の点検

刈り取り部の点検を怠ってしまうと、刈り残しが増えたり、輸送姿勢が悪くなったり、株の引き抜きが多くなったりといったことが起こるようになります。刈り取り部の点検では、刈刃の隙間が悪い、刃が欠けているといった項目を点検しましょう。

また、シーズン終了時のメンテナンスでは、以下を参考にしてみてください。

・水洗い
・輪転部分にグリース
・刈刃にオイルを塗る
・内部にネズミが入って配線をかじられないよう、籾をエアコンプレッサーや掃除機で掃除する

コンバイン 刈取部

コンバインのメンテナンスは事故防止にもつながる

最近の農家は後継者がいないため、高齢者が農業に従事しているケースも少なくありません。高齢者が経営する農家のコンバインには、整備不良が目立つ傾向があります。高齢者はコンバインの細部のチェックができないため、整備不良のまま使っているケースが多いのです。

コンバインの整備不良で、死傷事故につながるようなことは少ないのですが、それでも整備が行き届かないために、思わぬトラブルを引き起こす可能性もあります。そのため、コンバインを定期的にメンテナンスすることが、事故防止にもつながります。このように、コンバインの定期的なメンテナンスを怠ると、さまざまな問題が起こりうることを知っておきましょう。

コンバインは故障していても売れる可能性がある

コンバインが故障して使えなくなると、廃棄するしかないと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、コンバインは故障していても売れる可能性があるのです。なぜなら、コンバインなどの農機具の中古品は、中古市場で高値で取引されているからです。

しかも、中古のコンバインが売れるのは、日本の中古市場だけではありません。日本製の農機具は性能が良く、故障しにくいので海外の中古市場でも非常に人気があります。そのため、日本から中古の農機具を海外に輸出しているほどです。

特にコンバインは、稲作が盛んな東アジアでは必需品であり、性能の良い日本製コンバインは高値で取引されています。そのため、故障したコンバインでも買取してもらえる可能性があるのです。故障したコンバインは、買取業者が買い取り、修理して日本の中古市場で再販したり、海外ルートに流したりします。

故障していれば修理に費用がかかるため、その分買取額は安くなります。しかし、通常なら廃棄するしかないコンバインを引き取ってくれる上に、いくらかのお金になるのですから、手数料を払って廃棄するよりずっとお得です。しかも買取業者なら、故障がひどくて修理しても使えない場合でも、買い取ってもらえる可能性があります。

たとえ、コンバインとして中古市場で再販することは困難でも、壊れたコンバインから使える部品を取り出して、市場に流通させることもできるからです。中古市場で流通している農機具は、故障した場合に備えて部品も用意していなければ、高値では売れません。そのため、部品として利用できるなら、買い取ってもらえる可能性があるのです。

もちろん、故障していないコンバインのほうが、高値になることは言うまでもありません。同じ買取してもらうなら、誰でも高値の査定をつけてもらいたいでしょう。そのためには、定期的にエンジンをかけるなどして、コンバインをいつでも使える状態にしておくことが大切です。

使わなくなったコンバインを放置して、長期間エンジンをかけないでいると、それだけでコンバインは急速に劣化してしまいます。使わないコンバインでも、たまにはエンジンをかけて少し走らせてみましょう。買取に出して、査定時にエンジンをかけても動かなければ、査定額が下がってしまいます。

そんなことにならないように、買取に出すと決めた日からでもいいので、定期的にエンジンをかけることをおすすめします。また、使わないコンバインでも、できるだけ屋内で保管するようにしましょう。屋外に放置して風雨にさらされると錆の原因になり、コンバインの可動部の動作も悪くなってしまいます。屋内に保管するというちょっとした気遣いをするだけで、同じコンバインが高値で売れるようになります。

まとめ

コンバインの寿命は約10年で、稼働時間は約1000時間です。しかし、コンバインの寿命は使い方によってもっと長くもなり、短くもなります。コンバインを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが必要です。エンジンまわりなど、重要部分に異常がないか、エンジン音や排煙の状態をチェックしましょう。

コンバインをメンテナンスして故障を減らすことは、事故防止にもつながるので非常に重要です。また、コンバインは故障していても売れる可能性があるので、使わなくなったコンバインは、買取業者に査定してもらいましょう。

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