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トラクターの寿命が近づいている方へ|対処方法を解説

トラクターは、農業従事者にとって欠かせない農機具です。

トラクターがあるかないかで、農業の作業効率は各段に違います。

そのトラクターの寿命が近づいてきたら、どのように対処すればいいのでしょうか。

トラクターにどんな症状が見られたら寿命が近いのか、トラクターの寿命を延ばす方法などについて解説します。

目次

トラクターの平均寿命はどのくらい?

農機具の中でも、特に過酷な状況で使われるトラクターの平均寿命は、10年〜20年くらいと言われています。また、稼働時間にすると1000時間〜2000時間ほどで寿命となる計算です。トラクターを長く使い続けるためにも、どれくらいで寿命となるのか知っておくことは大切です。

使える年数や稼働時間には幅がありますが、どのように使うか、どのようにメンテナンスを行うかによって、トラクターの寿命は短くもなり長くもなります。トラクターを使用する前に点検することが大切なのはもちろん、使用後に泥を落として清掃し、油をさすなどしてメンテナンスすることによって、長持ちさせることができます。

具体的なメンテナンス内容

トラクターのメンテナンスは、それほど難しくありません。まず、必ず行う必要があるのは、”オイルの交換”です。
トラクターはエンジンが動くうちは使うことができます。

他の部品が壊れたら交換しながら使うことができますが、エンジンが壊れると寿命ということになります。つまり、トラクターを長く使うためにはエンジンの寿命を延ばす必要があるということです。ーを長く使うエンジンの寿命を延ばす必要があ流ということです。そして、そのために欠かせないのがオイル交換。オイルはピストン回りなど、エンジンの主要部分の潤滑油として重要な働きをします。

オイル交換は、50時間に1回、もしくは年に1回くらいの目安で行うことになっていますが、もし交換を怠ると、汚れたり劣化したオイルがエンジン内を回ることになるため、エンジンそのものの劣化を早めてしまいます。その結果、最悪の場合はエンジンが焼き付いてしまうこともあるので、十分注意しなければなりません。このような事態にならないためにも、オイル交換は必ず行うようにしましょう。

また、上記でも触れましたが、トラクターを長く使うためには、使用後にこまめに清掃することが大切です。トラクターに泥がついたままでは錆の原因になりますし、可動部分に泥が詰まって、正常に動作しなくなるなどのトラブルを引き起こします。トラクターの清掃をしながら細部を点検することで、異常をいち早く発見して、大きな故障を未然に食い止めることができます。

このように、トラクターの耐用年数や稼働時間は、使い方しだいで伸ばすことが可能なのです。実際に、中古市場では10年以上前の機種が売られていたりしますから、メンテナンスを怠らず丁寧に使えば、かなり長持ちさせることができます。

トラクターにどんな症状が出たら要注意?

トラクターを使っていて異臭がしたり、液漏れや煙が出るなどの症状が見られたら要注意です。また、異常な音も大きな故障の前触れの可能性があるので、これらのうちどれかの症状が出たら、すぐエンジンを切って点検しましょう。特にエンジンからの異常音は、致命的な故障につながる可能性があります。

もしエンジンがキンキン音を立てて、いつもと違う色の煙が出たり止まってしまうようなら、エンジンが焼き付いた可能性があります。前述しましたように、オイル交換を怠るとエンジンの焼き付きにつながるため、十分注意が必要です。焼き付いた可能性があれば、冷却水やエンジンオイルを点検して、異常がないか確認してください。エンジンに異常がある場合は、修理に専門知識や技術が必要になるため農機具販売店や修理業者に依頼することをおすすめします!

液体漏れ

液体漏れはトラクターを稼働中に起こることもありますが、トラクターを動かそうとして、床にこぼれた液体に気づくこともあります。何の液体かわからないと不安になりますが、水かオイルのどちらかですから、まず触ってみましょう。水であれば、一番考えられるのはラジエーターの冷却水漏れです。

冷却水が漏れたままトラクターを使うと、エンジンが焼き付いてしまうので直ちに修理が必要です。漏れた液体がオイルなら、エンジン部分から漏れたり、ロータリーのギアボックスから漏れることもあります。漏れた場所でどこの異常か見当がつくので、もしエンジン部分からのオイル漏れなら、トラクターを動かさず業者を呼びましょう。

業者を呼ぶとお金がかかりますが、早めに処置することが、結果的に修理費を抑えることになります。トラクターは頑丈に作られているので、少々のトラブルがあっても何とか動かせるものです。ただし、エンジン部分のトラブルは、致命傷につながるのですぐ修理すべきですが、その他のトラブルなら簡単な修理で済むこともあります。

また、トラクターを使っている人も、トラクターが頑丈にできていることを知っているので、「これくらいの異常は問題ない」と思って放置してしまいがちです。しかし、いくら頑丈にできていても、壊れるときは壊れるので、その場はとりあえず使い続けたとしても、翌日には必ず点検に出すようにしたいものです。忙しい農作業中にトラクターを点検に出すと、その分作業が遅れるのでつい後回しにしがちですが、小さな異常を大きくしないためにも、専門業者による早めの点検が必要です。

トラクタをセルフメンテナンスして寿命を延ばそう

トラクターは、自分でメンテナンスすることが可能です。エンジン部分のメンテナンスは業者にまかせるしかありませんが、それ以外はかなりの部分がセルフメンテナンスできます。トラクターは砂煙を巻き上げて動かすことが多いので、オイル交換やフィルター交換をこまめに行う必要があります。

どちらも自分で行うことができるので、定期的に交換しましょう。また、ロータリーなどの可動部に泥がついたら、こまめに洗い流すことも大切で、グリスを塗って円滑な動作を確保しつつ、腐食しないように備えましょう。では次に、具体的なメンテナンス方法について見ていきます。

オイルの交換

エンジンオイルの状態を見るには、オイルの中に金属の棒を入れて引き上げ、棒についたオイルを見ます。オイルが異常に黒くなっていれば、すぐに交換したほうがいいでしょう。エンジンオイルを交換するには、まずエンジンをかけてしばらく暖機運転してください。

エンジンが温まったら、ドレインプラグを外してオイルを抜きます。オイルは廃油ができるパックか、なければバケツなどで受けてすべて出し切ります。次に、ドレインプラグをつけて注入口から新しいオイルを注入します。

オイルは汎用オイルではなく、なるべく純正品を使いましょう。もしトラブルが起きたときに、純正オイルを使っていないと、メーカーの保証対象外となるおそれがあります。エンジンオイルは満タンになるまで入れましょう。

フィルターの清掃

フィルターの清掃は、まずフィルターを分解して部品を取り外します。フィルターに詰まったゴミは、エアクリーナーで吹き飛ばすか、エアクリーナーで対応できないほど詰まっていれば、水洗いして乾かしてから元に戻しましょう。

冷却水の補充

トラクターの冷却水を補充するには、通常の場合は単に冷却水を追加で補充すればいいのですが、定期的に全部の冷却水を交換することも必要です。全部交換するには、まずラジエーターの下の排水バルブを開いて冷却水を捨てます。冷却水に混じって錆が出てくるようなら、すべて出し切ったあとで、新しい冷却水を入れて錆を出してしまいましょう。

トラクターを使ったあとで冷却水を抜く場合は、熱いので気をつけてください。冷却水と錆を取り除いたら、排水バルブを閉めて新しい冷却水を入れます。冷却水がなくなると、エンジンがオーバーヒートして焼き付いてしまうので、こまめにチェックする必要があります。

特に農繁期など、トラクターをフル回転させる時期には必ず点検してください。また、ラジエーターの冷却水を抜いたあと、排水バルブをしっかり閉めていないために、徐々に水漏れするような、初歩的なミスも起こしがちなので注意しましょう。

修理が不可能なトラクターは売却しよう

いくら丁寧に使っていても、やがてトラクターも寿命を迎えます。直しようがないほど壊れてしまったら、売却することを考えましょう。壊れたトラクターは廃棄してもいいのですが、廃棄すると費用がかかるので、売却していくらかでもお金に換えたほうが得策です。

トラクターの廃棄処分を依頼すると、自宅までトラクターを引き取りに来て処分してくれます。手間いらずで処分できるので非常に便利ですが、廃棄を依頼すると費用がかかります。トラクターを廃棄すると、数万円程度の費用が掛かるので決して安くはありません。

これに対して、使わなくなったトラクターを、買取業者に買い取ってもらう方法があります。買取にはどのようなメリットがあるのか見てみましょう。

トラクターを買取に出すメリット

トラクターを廃棄すれば費用がかかるのに比べて、買取に出すといくらかのお金になるのが一番のメリットです。トラクターは新しいほど高値で買い取ってもらえますが、古くてもある程度の値段がつきます。また、多くの場合、壊れたトラクターでも買取してもらえます。

壊れてしまってトラクターとしては使えないものでも、分解して壊れていない部品を取り出して、中古市場で売ることもできます。このため、よほどの場合でない限り買取してもらえるので、不要になったトラクターを処分するには、専門の買取業者に出すことをおすすめします。

買取に必要な手続きもすべて代行してもらえる上に、トラクターも引き取りに来てくれるので、手間いらずで処分できるのは廃棄処分と同じです。それでいて、買取の場合はお金が入るのですから言うことなしです。

まとめ

トラクターは、メンテナンスすることで寿命を延ばせます。

自分でもある程度メンテナンスできるので、なるべく寿命を延ばして使うようにしましょう。寿命がきたトラクターを処分するには、廃棄と買取があります。廃棄するには費用がかかりますが、買取は逆にお金がもらえるので、処分するなら買取のほうが断然お得です。

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