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日本の農業と日本の未来について真剣に考えてみませんか?

皆さん突然ですが、今の日本の農業の現状ってご存知でしょうか?

よく日本の農業は衰退する一方だ、なんて耳にすることがありますが、本当にそうなのでしょうか。

今日は日本が現在抱えている農業に関する課題について触れていきたいと思います。

目次

日本の食料自給率は先進国の中でも最下位?

食料自給率という指標を皆さんご存知でしょうか?

食料自給率とは

食料自給率とは、国内の食料消費が、国内の食料生産でどの程度賄えるかを示す指標です。

参照:農林水産省

つまり、自分たちが食べる分をどれくらい自分たちで作ることができているかの割合をしめす指標のことです。
平成30年度の日本の食糧自給率は実に37%です(農林水産省)。

※日本は平成30年度、韓国は平成29年、スイスは平成28年、それ以外の国は平成25年の数値です。
資料:農林水産省「食料需給表」等

37%という数字が一体どの程度のものなのか、それはこのグラフをご覧になっていただけるとわかりやすいと思います(東北農政局)。
そう、日本の自給率は主要先進国の中でも特に低いです。

食料自給率が低いのはいけないこと?

食料自給率は高くあるべきです。

なぜかというと、現在世界では人口増加が進んでおり、それに伴った食糧不足の問題が顕著になってきています。

食糧不足が進んだら、いずれ各国は自国のためだけに食糧を生産するようになり、輸出を控えるようになるでしょう。

そうなったとき、現在食料自給率が37%で、残りを輸入に頼っている日本はいずれ輸入困難になり、食糧が不足するという深刻な問題に直面すると言えるのです。

なぜ日本の食料自給率は低いの?

日本の食糧自給率が低い主な原因として、以下の二つの問題が挙げられます(京都生活協同組合)。

農業従事者の高齢化

高齢化やそれに伴う担い手不足の問題は、農業従事者の減少を招き、結果として食料自給率の減少につながります。

耕作放棄地の増加

農業従事者が少なくなることで必要とされる耕作地も減少し、よってさらに食糧を自国で生産するという行為が減少していきます。

これらは少子高齢化が進む日本では顕著な問題であり、これこそ農業が衰退していると言われている一因です。

現在、この食料自給率の低さに警鐘を鳴らす人々は増えてきています。
しかしそれでも、事態は悪化する一方です。

参照元:農林水産省 食糧需給表

このグラフをみていただければ分かる通り、日本の食糧自給率は年々下がってきています。
ではどうしたら改善できるのでしょうか?それは私たち一人一人の心がけによると思います。

私たちにできることとは?

国産の食材を消費する

輸入品の需要が増えるとその分供給量も増え、価格が下がりさらなる需要増加につながっていきます。それは結果として国産品の供給の減少を招いてしまいます。

国産品を意識して消費することで、国産品の流通数を増やし、活性化させていくことが大切です。

農業という仕事を体験してみる

農業体験ってご存知ですか?
農業体験には、農産物の収穫を体験しその場で味わうものや、長期的に種まきなどから収穫まで体験できるものなど、様々な種類があります。
農業といえば不安定な収入、その収入に見合わない重労働など、ネガティブなイメージが先行する人もいるかもしれません。
しかし農業は、もちろん時には大変な労働作業があり、自然によって収入が左右されることもありますが、同時にやりがいというものを肌で感じることができる点が魅力的です。
一から何かを育て、作り上げるというのは中々体験できないことであるし、その完成したものを誰かに味わってもらうことができ、そしてそれが美味しいと言われたら、とても幸せに感じますよね。
実際農家の方々もこの達成感をやりがいと感じる方が多いようです。
そんな農業に実際に関われる農業体験が、今地方でじわじわと人気を博しています。
みなさんも是非農業を体験してみて、達成感を味わってみてはいかがでしょうか?

最後に

日本の農業の現状は決して明るいものではありません。
食料自給率は低下する一方であり、農業従事者の減少も顕著になっています。

しかし、私たち一般消費者次第でこの現状を変えることができます。

自分は関係がないとは思わず、全員の力で日本の農業を盛り上げていくことが、農業の未来を明るくする鍵となると思います。

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