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【新米が出ても“高止まり”傾向が続く】家庭で米の年間消費量と長期備蓄方法

家庭でもできる、米の長期備蓄方法。近年、米価格は「新米が出ても下がりにくい=高止まり」傾向が続いています。
天候不順・生産量減・流通コスト増などの影響で、家庭の食費にもじわじわ負担が増える時代。

目次

米の備蓄量

米の備蓄量は、家族構成やライフスタイルによって異なりますが、一般的には1人当たり1ヶ月で約30kgの米を消費すると言われています。そのため、家族が4人の場合、最低でも120kgの米を備蓄しておくことをおすすめします。もちろん、食生活や食べる量に応じて調整してください。

まず「家族の年間消費量」を把握する

米の保存期間は、保存状態によって異なりますが、一般的には白米で1年、玄米は半年程度が目安です。しかし、適切に保存すれば、数年持つことも可能です。また、冷凍保存を利用すれば、さらに長期間保存することができます。

目安

  • 1人あたり年間:約 50kg
    (1か月約4kg、1日茶碗2杯くらいの計算)

例:4人家族

→ 50kg ×4 = 約200kg/年

➡︎ この消費量の 1〜1.5年分 を備蓄しておくと安定します。


米の長期備蓄に最適な保存方法

家庭で「米を長期備蓄」するなら、ポイントは
湿気・酸化・虫・温度変化 の4つを徹底的に避けることです。
以下に、一般家庭でできる 最強の長期保存方法 をまとめます。

真空パック保存(最もおすすめ・1~3年レベル)

市販の真空パック器や真空米袋を使えば、酸化と虫の発生をほぼ防げます。

特徴

  • 1〜3年ほど保存可能
  • 1回分ずつ分けて真空にできる
  • 精米も玄米もOK

コツ

  • 空気をしっかり抜く
  • 直射日光を避け、冷暗所に保管
  • 真空パック+防虫剤が最強

ペットボトル保存(1年程度)

コストを抑えたい人向け。水用のペットボトルが密閉性お勧めです。

手順

  1. ペットボトルをしっかり乾燥させる
  2. 生米を乾燥剤(シリカゲル)と一緒に入れる
  3. 強く締めて冷暗所に保存

ポイント

  • 冷蔵庫・床下収納が向いている
  • 高温多湿の場所はNG

密閉容器+脱酸素剤(2〜5年レベル)

「本気で長期備蓄」ならこれ。
脱酸素剤を入れれば虫の発生も防止。

おすすめ容器

  • ガラス瓶
  • フードストッカー
  • 密閉の高い米びつ
  • バケツ型密閉容器(備蓄用)

コツ

  • 脱酸素剤は開封後すぐに入れる
  • 湿気を吸うので乾燥剤も併用するとさらに安定

玄米なら冷蔵保存が基本(1〜3年)

玄米は油分があるため精米より傷みやすいですが、
冷蔵庫保存なら長期OK

方法

  • 2~5kgずつジップ袋に分ける
  • 冷蔵庫の野菜室に入れる(温度が一定)

長期備蓄で絶対に避けること

  • 米びつに入れっぱなし
  • キッチンに置きっぱなし
  • 湿気が多い場所(シンク下など)
  • 暖房が当たる部屋
  • 大袋を開けてそのまま保存

これらは虫発生の原因 No.1 です。


保存期間の目安まとめ

保存方法目安期間
真空パック1〜3年
密閉容器+脱酸素剤2〜5年
ペットボトル約1年
玄米(冷蔵)1〜3年
常温・紙袋のまま数ヶ月程度(夏は数週間)

米の備蓄については、専門家もさまざまな見解を示しています。

例えば、農業や食料安全に関する専門家は、「米の備蓄は災害時の安心感をもたらすだけでなく、日常生活にも役立つ」と語っています。また、栄養士は、「米は栄養価が高く、保存食として非常に優れた選択肢」と評価しています。このように、専門家の意見を参考にすることで、米の備蓄方法をより効果的に実践できるでしょう。

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