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SNSを駆使、若手農家ら所得向上の事例報告 担い手サミット

静岡市駿河区のグランシップで5日開幕した「全国農業担い手サミットinしずおか」は式典後の全体会で、県内の若手農家たちが、SNSの活用やオリジナルキャラクターを駆使したブランド戦略など、所得向上につながった取り組み事例を報告した。

発表したのは、同市清水区の茶農家「グリーンエイト」の北條広樹代表と浜松市南区のうなぎいも協同組合の伊藤拓馬理事長。北條氏は、茶業の課題に市場価格の低迷を挙げ「相場に経営が左右されないように、自分たちで販売する茶の割合を3割以上に増やした」と説明。紅茶生産や、茶工場を改装したカフェ展開なども報告し、「SNSの情報発信などで海外からの観光客が訪れるようになった」と効果を語った。

伊藤理事長は、ウナギの加工残さを肥料に栽培したサツマイモ「うなぎいも」をPRするため、オリジナルキャラクターを使ったブランド戦略を解説。台湾やマレーシア、カナダなど6カ国・地域にうなぎいもを輸出していることを紹介し、「手続きが煩雑で諦めかけたこともあったが、販路が広がった」と振り返った。

全体会終了後、参加者たちはグループに分かれて県内7地域を訪問し、三ケ日みかんやワサビといった地域食材を味わったり、情報交換したりした。

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