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JRみどりの窓口が農地に変わる!?

以前の記事でご紹介したドイツ生まれの農業系スタートアップ企業、インファームですが、先月ついに日本に上陸というニュースがありました。

インファームの詳細は以前ご紹介したこちらの記事をご参照ください。
https://www.tsuchikau.com/tsuchikau_cpi/urbanfarming-infarm/

今回は日本上陸の詳細と、今後どう市場を開拓していくのか。Business Insider Japanで面白い記事があったのでこちらの記事を引用させてもらいながら推測したいと思います。

まずはJR東日本のプレスリリースを御覧ください。

〇 東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤 祐二、以下「JR東日本」)は「Infarm – Indoor Urban Farming GmbH」(本社:ドイツ連邦共和国ベルリン市、共同創業者: ErezGalonska, Guy Galonska, Osnat Michaeli、以下「インファーム」)と提携し、株式会社紀ノ國屋(本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 堤口貴子、以下「紀ノ国屋」)の店舗で、2020年夏、インファームのスマート栽培ユニット*を日本初導入します。
〇 インファームは、スマート栽培ユニットによる鮮度の高い多様な野菜栽培を手掛ける、ドイツ・ベルリン発のスタートアップで、「次世代型の地産地消」をコンセプトに、スーパーマーケットや飲食店の店舗内などで野菜を栽培することで、流通過程で生じる廃棄ロスやCo2の削減を実現しています。
〇 JR東日本グループは、これまで、国内を中心にスタートアップとのオープンイノベーションを行ってきましたが、今後は海外のスタートアップとも積極的に連携し、さらなる新技術や新サービスを導入します。また、事業を通じて社会的な課題を解決することで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に取り組んでまいります。

*スマート栽培ユニット…それぞれの作物の育成状況に合わせた環境を整えることができるユニット

PR TIMES

ということで、今回インファームはJR東日本と提携し、JR東日本の子会社紀ノ国屋に進出することが決まりました。時期は今年の夏
紀ノ国屋といえば言わずとしれた高級スーパー。ブランド構築という思いもあってか最初は少々高い野菜として売り出すのかもしれませんね。

ではみどりの窓口が農地に変わる!?とはどういうことか?

2020年3月、JR東日本は紙の切符を持たずに新幹線に乗車できる「新幹線eチケットサービス」を開始する。これに伴って予測されるのは、駅構内にある「みどりの窓口」の廃止・縮小だ。
まだ決定はしていないものの、今後は縮小されたみどりの窓口の代わりにインファームを導入するアイデアも考えられる —— インファーム日本法人のマネージング・ディレクターの平石郁生氏はそう構想を明かす。

Business Insider Japan

もちろんまだ構想という段階なのでどうなるかはわからないですが、ただ、eチケットサービスが普及していったら「みどりの窓口」の廃止・縮小は確実に起こり得るように思います。
そうなるとその跡地に何が入るのか・・・。本当にインファームが導入されたら面白いですよね。駅構内で野菜を栽培して収穫する。緑が駅に増えるということだけでも通勤ラッシュで疲れた心に少し余裕が生まれそうです。

まず最初は高級スーパー紀ノ国屋でブランド力を高めつつ、知名度を上げる。その後、インファームの野菜が一般的なものとなり、人々に広く受け入れられれば、駅の構内や街のスーパーなどで採りたて新鮮野菜を収穫する。そういった未来が近い将来、来るかもしれませんね。

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