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農業DXプラットフォームを提供するAGRI SMILEがシリーズAで約1.7億円の資金調達を実施

2021年9月27日、農業DXプラットフォームにより産地とともに持続可能な農業をつくる株式会社AGRI SMILE(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中道 貴也、以下AGRI SMILE)は、個人投資家の梅田裕真氏、鈴木達哉氏および既存投資家であるマネックスベンチャーズ、THE SEEDを引受先とする第三者割当増資を実施し、総額約1.7億円の資金調達を行ったと発表した。同社の累計の調達額は2.1億円。
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AGRI SMILEにおけるDXの定義

画像出典|PRTIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000039438.html
AGRI SMILEは、DXについて「業務のデジタル化とデータ集積を進め、研究結果に基づき改善を行うこと」と定義している。 農林水産省も「アグリ・フードテックに参入するVCへの積極な働きかけが必要」とするなど(註1)、農業界への投資に対する関心が高まる中での資金調達となった。(註1出典|前回の指摘事項等を踏まえた追加資料(デジタル政策推進チームからの説明)令和3年2月 農林水産省) AGRI SMILEは2018年の創業から、産地の栽培領域におけるDXをサポートするプロダクトを提供。しかし、現場の技術を可視化・数値化し共有するだけでは、持続可能な農業の実現に向けたマクロな課題解決には至らないことに気がついた。 そこで、同社はDXの意義とスキームを見つめ直し、2021年より研究領域の取り組みを本格化。栽培領域から得られるデータ群と、それらを支える生命科学の知見を組み合わせることによって、産地への科学的なフィードバックが可能となるとしている。

産地単位の農作物生産をDXするプラットフォーム

画像出典|PRTIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000039438.html
持続可能な農業の実現に向け、AGRI SMILEは技術の伝承・共有・向上をサポートするDXプラットフォームを展開している。 AGRI SMILEは「産地」にフォーカスする理由として、「R&Dと連携して技術を向上させるための大規模なデータ集積が可能な点」を挙げている。 同社は具体例として、近しい気象条件で集積された多圃場(注:圃場とは農作物を栽培する場所、いわゆる農地、田畑のこと)の栽培管理データから栽培管理方法による差異のメカニズムを実験室レベルで明らかにし、得られた知見を産地へフィードバックすることを挙げている。 産地へのフィードバックに基づいて栽培管理を改善し、新たなデータを集積していくことで、科学的根拠に立脚したPDCAサイクルを生み出せるとしている。

株式会社 AGRI SMILEについて

  • 代表者:代表取締役 中道 貴也
  • 事業内容:農業のDXプラットフォーム事業
  • 資本金:211,850,000円(資本準備金も含む)
  • 設立:2018年8月31日
  • 所在地:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目28-5 Axel御茶ノ水102
  • HP:https://agri-smile.com/
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