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キャベツを育てるときに使う農業機械ってなんだろう?【野菜の育て方】

こんにちは!ノウキナビエンジニアの山崎です。

サラダや炒め物の付け合わせなど、食卓に欠かせないキャベツは、春から秋まで年間を通して栽培できる野菜です。

春キャベツや冬キャベツといったようなシーズンごとに様々な品種のキャベツが栽培できます。

家庭菜園初心者の方でも楽しく、美味しいキャベツを作ることができるのでおすすめな野菜です。

しかしこんな疑問が…

考える農家さん
キャベツを育てるにはどんな作業が必要なの?
考える農家さん
栽培に使用する農業機械はどんなものがある?
考える農家さん
キャベツを育てる際のコツや注意点って?
今回は、キャベツを育てる際に必要な作業を元に栽培のコツや注意点、使用する農業機械を詳しくご紹介します!

目次

キャベツについて

キャベツは暑さに弱く、温度管理が重要な野菜です

また、葉っぱが害虫の餌食になりやすいので、防虫ネットなどの虫除け対策が必要です

種まきから収穫までの日数はおよそ110日から140日です

キャベツ栽培カレンダー

キャベツは種まきのタイミングが1年で3回

キャベツは、年間通して栽培できる野菜のため、実は種まきのタイミングが1年の間に3回あります。

春まき(2下旬〜3月上旬に種まき・3月中ばに植え付け・6月収穫)

夏まき(7月末に種まき・8月末ごろ植え付け・11月〜12月ごろ収穫)

秋まき(9月下旬に種まき・10月中ばに植え付け・2月〜5月の間に収穫)

キャベツは暑い気候に弱いので、家庭菜園初心者の方は、夏まきがおすすめ!
夏に種まきをすれば、畑への植え付けはおよそ8月末頃になるので、涼しい気候の中でキャベツを育てられ、害虫も夏の暑い時期に比べて少ないため、すくすく育てることができます。

連作障害に注意

連作障害とは、作物の生産量が減少してしまうことです。
同じ場所で同じ作物を続けて栽培する(連作)ことで起こります。
原因は土の中の微生物の多様性が同じ作物を栽培し続けることで失われてしまうことに因ります。

対策として、2〜3年は同じ場所での栽培間隔を空けるようにしましょう。

キャベツを栽培する際の注意点

株元の土が流れないように十分にうねを作りましょう

うねが崩れてきたら、土寄せして高さを保ちましょう

初心者には秋まきが育てやすくお勧めです

病害虫がつきやすいので注意が必要です

キャベツ栽培の工程

キャベツ栽培に必要な工程はいくつかあります。

育苗・苗づくり・苗ポットの準備

育苗箱と呼ばれる、種を育てるための箱に腐葉土を敷き詰めて小さな種から苗を育てる方法と、

市販の苗ポットを購入し、そこにキャベツの種をまいて、苗を育てる方法があります。

家庭菜園では、苗ポットを購入して苗を作るのがおすすめです。
基本的には高温対策のため、直射日光を避けた涼しい場所で保管しましょう。
用土は市販の野菜用培土が便利です。

育苗箱を使って苗から育てる方には、育苗における温度管理を効率よくするおすすめ機械をご紹介します。

育苗管理におすすめな機械

複合蒸気式育苗器 KBS-N126LAB

業務用プロ向け
収容育苗箱数126箱
電子サーモヒーターで温度を自動管理
天候による出芽の不安がありません

排水対策(プロ向けの工程)

通気性・排水性の確保
硬い圃場や排水性の悪い土壌では、どんな作物も育ちません。
踏み固められた圃場だと、耕盤層(硬い土の層)ができてしまいます。
耕盤層ができると、作物の根が伸びる範囲が狭くなって十分栄養を作物に行き渡らすことができません。
耕盤破砕をして土壌を蘇らせましょう。

土壌破砕・排水対策におすすめな機械

サブソイラ スガノ S452EG

心土破砕で透・排水性の改善をおこないます
トラクターに装着

土壌改良・基肥散布

石灰を撒いて土壌の酸度を調整
キャベツは弱酸性な土壌を好みます。
pHは6.0か6.5が適しています。
酸度調整をするために石灰や苦土石灰を散布します。
家庭菜園ほどの小さい畑の場合は普通に手散布でも問題ありません。

土壌改良・基肥散布におすすめな機械

トラクター用施肥機 サンソワー ジョーニシ G-R10N(RT-5)

トラクター用施肥機を使って作業時間が1/2以下に?
肥料と燃料も節約!
耕運・畝立てと同時に施肥が可能

肥料散布機 グランドソワー RS-1714 タイショー

粉状肥料もまける!トラクター用肥料散布機

自走式肥料散布機 まきっこ 左右の撒き分けが可能モデル カンリウ MF760

重い肥料を背負わなくていい!
手押しで楽に肥料が撒ける!

畑を耕す(耕運作業)


肥沃な土づくり
苗を植えつける3週間前に、1㎡当たり約80gの苦土石灰をまき、よく耕しておきます。
その1週間後に、1㎡当たり化成肥料50g、過リン酸石灰50g、
硫酸カリ30gを施し、もう一度耕してよく混ぜます。
畑を耕して作物を植える準備を
根の発達を促進するため、作土を深くするように耕します。
堆肥や石灰をよくすき込みましょう。
トラクターにロータリーをつけて大規模に耕運する場合と、
耕運機や管理機を使って小中規模に耕運する方法があります。

耕運作業におすすめな機械

広さ100坪以上の畑におすすめ!

管理機 ミニ耕うん機 MMR600AUN

家庭菜園にもプロにもオススメできる管理機です
100坪以上の畑でもラクラク耕運

MMR600AUNのポイント
MMR600AUNは1台で、畝たて・土寄せ・畑の除草作業ができます。
アタッチメントが豊富で、畑にマルチを張る作業ができるのはこの機種からです。
6馬力ありますので大きい畑でも作業がしやすく、疲れにくいです。
広さ30〜100坪の大きめな畑におすすめ!

管理機 ミニ耕うん機 MMR300A

安心安全のエントリーモデル
30〜100坪の畑に最適

広さ30坪以下の小さめな畑におすすめ!

管理機 ミニ耕うん機 MFR30AH

フロントロータリー式で足元安全
3輪車のような構造で移動も簡単
特に女性におすすめな耕運機です
30坪までの畑に最適な大きさです

畝立て・マルチ作業

耕した土にそのまま植えては、キャベツが根を張りにくくなってしまい十分に育ちません。
また、キャベツは土壌中の湿度が高いと根腐れが起きやすい野菜です。

そこで、野菜を植える土台となる畝をたてましょう。
耕運機にアタッチメントを装備して、畑に「畝」を立てることができます。

畝(うね)って何?
「畝」とは、 畑で作物を作るために細長く直線状に土を盛り上げた場所です。
畑で野菜を育てるとき、種をまいて育てます。ただ耕した土にそのまま種はまかずにまず「畝」を立てることから始めます。
立てた畝に等間隔で種を植えて、作物を育てます。

畝立てをすることで嬉しい効果がたくさんあります。
地温が上昇し、作物の初期育成を促進します。
排水性が高まり、作物の根腐れを防ぎます。
作物の根張りや通気性が良くなり、生育が促進されます。

キャベツのうねは排水性の高い形が理想で、高畝がおすすめです。
高さは20cm以上を確保しましょう。

畝立てにおすすめな機械

高い台形うねを立てられる
耕運作業でおすすめした耕運機に取り付けて畝を立てることができます。
キャベツ栽培に最適な畝立て器はこちら

ブルー溝浚器 31350 40151

溝底のきれいな台形のうねができます

MMR600AUNに取付可能

ブルー溝浚器 31350 40511

溝底のきれいな台形のうねができます
MMR300Aに取付可能です

ブルー溝浚器 31350 40261

溝底のきれいな台形のうねができます
MFR30AHに取付可能です

キャベツ栽培は黒マルチはりも有効です

黒マルチは、雑草の抑制や、地温を上げる効果があります。

平畝ミニマルチこはる

管理機MMR600AUNに取付可能!
黒マルチで雑草予防に!
作物の発育促進に!
肥料等の流出予防に!

植え付け作業

畝を立てた畑に苗ポットから苗を移植しましょう!

マルチを敷いている場合、マルチに穴を開けて植穴を掘ります。
植穴にあらかじめたっぷり水をやり、慎重に苗を定植します。
植える際は、あまり深く植えすぎないよう気をつけましょう。

苗を植える間隔は40cmほどが理想です。

畑の管理作業(中耕・培土・土寄せ・追肥)

キャベツは加湿を嫌うので、畑での栽培の場合水やりは必要ありません。

苗を植え付けてから、2〜3週間後、1回目の追肥を行います。
キャベツの結球が始まる前に2回目の追肥を行います。

キャベツの結球って?
キャベツは生育が盛んになると丸くなる性質があります。
葉が何層にも重なって丸く締まったような形になります。
結球し始めると、中心部の芽が内側に巻き始めます。

肥料には以下の三大栄養素があり、それぞれ効能が違います。

窒素:葉っぱが大きくなる
リン酸:実を充実さする
カリ:根を成長させる

キャベツは、葉野菜なので窒素多めの配合がおすすめです。
ご紹介する肥料は、「追肥」専用の肥料で、キャベツといった葉野菜に適した栄養素の配合です。
苦土(マグネシウム)も含まれていて、葉の光合成を助け作物の生育に貢献してくれます。

追肥におすすめの肥料

化成肥料 追肥専用NKマグ 20kg

栽培中後期に必要な栄養成分を効率よく補給!
追肥専用の肥料です

ここで追肥と同時に、畑の中耕・培土作業も行いましょう。
畑を耕し、畝を立てて作物を植えた後は、作物の生育に良い環境を維持するために「畑を管理する」作業が重要となります。
野菜が育つ環境を保つには、水分・酸素・温度の3つを適切に管理する必要があります。

中耕培土作業
中耕とは、栽培中に畝間や株間の土の表面を浅く耕すことをいいます。
これにより、雑草の発生を抑える除草効果と、土壌内の通気性を改善し、食物の発育に良い環境を作れます。
培土とは、株元に土を寄せて苗を補強する作業です。
栽培中に株元の土が流れたり、畝が崩れたりする場合があります。
培土器を使用して、畝を補強し野菜が倒伏するのを防ぎます。

管理機で中耕・培土作業!アタッチメント一覧

中耕車輪 31216 50013

培土器などを使う時に装着すれば中耕しながら手早く作業できます
MMR300A・MMR600AUNに装着可能です

ニューイエロー培土器 31343 10302

中耕培土・土寄せにも使用できるノーマルタイプの培土器です
なだらかな丸畝も形成できます
MMR600AUNに装着可能

防除・かん水作業

キャベツは葉っぱが害虫の餌食になりやすく、防虫対策が必須の野菜です。
苗を植え付けた段階で、支柱を立てて防虫ネットをはり、虫が侵入しないようしっかり土を被せましょう。

キャベツの病害虫は、アブラムシやアオムシ、コナガなどが多いです。
生育初期に球の中心部分をかじられてしまうと、生育不良が起こりやすいので、アオムシといった幼虫が出た際は小さいうちに駆除します。
また畑の周りに雑草が多いと病害虫が発生しやすいです。

雑草刈りも、なるべく農薬を使用しない防除の一種となります。

おすすめ草刈機・刈払機

ゼノア 刈払機 BCZ245GW-DC

始動性・加速性に選れた新型チョークで始動ラクラク
ジュラルミンパイプの超高耐久仕様

キャベツ問わず葉物野菜の防除に最適な動力噴霧器

セット動力噴霧機 MS337EA-M 丸山製作所

吸水量を抑えて、圧力を高めた特注仕様です
薬液をより細かい霧状にできるので散布のムラがありません。

収穫・運搬作業

結球が十分な大きさになり、球が固くしまってきたら収穫の合図です。
収穫は、手で下の葉を抑えて、株元の茎を包丁やハサミなどで切り取って行います。

収穫遅れに注意しましょう!
取り遅れてしまうと、結球が進行しすぎて割れてしまう場合があります。

収穫後の運搬に便利!

歩行型パワーカート MEC81 三菱マヒンドラ農機

収穫作業以外にも肥料の運搬等に使用できます
スライドを開けば、荷台幅最大1,250mmと広々使えます

まとめ

今回は、キャベツの育て方と、栽培に便利な農業機械をご紹介いたしました。

お客様の目的にあった機械に出会えましたでしょうか。

もし、こんなことをしたいのだけどもっと目的に合う機械はないものか、お探しのお客様はノウキナビへぜひお問い合わせください!

 ノウキナビに電話で問い合わせるルートサイトはこちら

以上、ノウキナビでした!

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