【失敗を防ぐ】草刈機を買ってはいけない人10選と後悔しないための対策

こんにちは、毎年ネットで草刈機を大量に販売しているノウキナビ事務局です。
草刈りといえば、年中必要な作業。そこで大活躍するのが「草刈機」。
とくに農業従事者の方や管理しないといけない土地をお持ちの方は必須作業かと思います。

草刈機は買ってはいけないよ!
という声も少なからずあります。



今回は農機具通販サイト、ノウキナビを運営する(株)唐沢農機サービスの唐沢専務に「草刈機を買ってはいけない人の特徴」について聞いてみました!



唐沢農機サービス専務取締役の唐沢です!よろしくお願いします。



実際のところ、下記のようなお問い合わせが多いです。
- オーバースペックで不要になった。
- 土地の管理者が変わって不要になった
- 草刈り作業の必要がなくなった
最終的には使わなくなった機械をノウキナビで買取査定依頼をしてくる方も多数いらっしゃいます。(詳細はこちら)
弊社としては問題ないのですが、お客様のご都合を考えるとかなり高額な出費になってしまいます。



草刈機は消耗が激しくあまり長く使っていると価格がほとんど付かないこともあります。慎重に検討してください。


この記事を読めば、草刈機の必要性を見極め、後悔のない買い物ができるハズです!もし迷ったら弊社ノウキナビのスタッフに直接ご相談いただいても大丈夫です!(050-5799-8574)
そこで今回は、「草刈機を買うと後悔しやすいケース」や「購入を控えたほうがいい人の特徴」をまとめてみました。
草刈機を買ってはいけない人の特徴とは?



「草刈機を買ってはいけない人」って具体的にはどのような人でしょうか?



これからお伝えする情報に合致する場合は要注意です。



もちろん例外もありますので購入を判断する材料としてこれからお伝えする情報をご利用ください。
1. 草刈機を保管する場所がない人
草刈機は意外とかさばる機械です。購入後の保管場所が確保できない人は、草刈機を買ってはいけません。
屋外に雨ざらしで置けばサビや劣化が進み、エンジン草刈機なら翌年にはエンジン不調…なんてことも起こりえます。
また防犯上も、外に出しっぱなしでは盗難のリスクがあります。
✔️ 対策:購入前に保管場所の確保する



倉庫や車庫など屋根のある場所を用意できないなら、無理に購入すべきではありません。どうしても置き場がない場合は、防水カバーを用意するか、必要な時だけレンタルすることも検討しましょう。


2. 年に数回しか使わない人・狭い範囲しか草刈りしない人


「年に1~2回しか草刈りしない」「家庭菜園のわずかな雑草を刈るだけ」という方も、購入は慎重に考えましょう。
使用頻度が極端に低い人は草刈機を買っても持て余す可能性大です。
機械は定期的に動かさないとエンジンがかからなくなったり、燃料が劣化したりします。
広い範囲を刈らないのであれば、高価な草刈機を買ってもコスパが悪く、置き場所を取るだけになるでしょう。
✔️ 対策:使用頻度が低い場合は、必要なときに借りる・レンタルする方が経済的です。



小面積なら手作業の草刈り鎌や電池式の軽量刈払機など手軽な道具で十分なケースもあります。



作業場所をしっかり確認しておくことも重要ですね!
3. 体力に自信がない人・機械の扱いが苦手な人
草刈機の使用にはそれなりの体力とスキルが求められます。エンジン式の刈払機(肩掛け草刈機)は重さ5~10kg前後あり、長時間振り回すのは重労働です。振動も大きく、腕や腰への負担がかかります。
高齢の方や力の弱い方、機械操作に不慣れな方が闇雲に買ってしまうと、「重くて使えない…」「怖くてエンジンをかけられない…」と後悔しかねません。
✔️ 対策:エンジン草刈機にこだわらない
どうしても必要なら、女性や初心者でも扱いやすい自走式の草刈機(押すだけで刈れる機種)や電動式の軽量モデルを選ぶのも手です。



ノウキナビブランドの手押し式草刈機は約3万円から購入できます!車輪がついていますので楽々です!
\ ノウキナビプラスの手押し草刈機 /
4. 斜面や荒れ地を刈りたい人(用途と機種が合っていない人)


- 山の急斜面の草を刈りたい
- 石だらけの荒地をきれいにしたい
など、過酷な場所での草刈りを想定している人は注意が必要です。
一般的な手持ち草刈機や家庭用の草刈機では、急な斜面や凸凹の荒地の作業は困難です。
無理に使おうとすると危険ですし、思うように刈れずに失敗するでしょう。
例えば、傾斜地で乗用草刈機(乗って操作する大型草刈機)を使うと、横転事故のリスクがあります。
また、石が多い所でロータリーモア(芝刈機のような草刈機)を使うと、刃がすぐ欠けて故障しかねません。用途と機種のミスマッチは「買ってはいけない草刈機」の典型です。
✔️ 対策:刈る場所の条件に合った機種選びが重要です。



斜面が草刈りされているのをたまに見ますが、どうやって刈ってるのですか?



急斜面にはクローラー(キャタピラー)走行の斜面草刈機やラジコン草刈機など専用機が適しています。


また、荒地の下草刈りには、石に強いチップソー刃を付けた刈払機や、ハンマーナイフモアのようなプロ用機械が威力を発揮します。
そうした特殊機は高価ですが、安全・確実に作業するには必要な投資です。もし予算的に難しい場合は、業者に作業を依頼することも検討しましょう。無理な機種で挑戦するより、結果的に安全で効率的です。



小型であれば畦草刈機のスパイダーモアなどもおすすめです!田んぼの畦などで活躍します。


5. 機械のメンテナンスをしたくない人・面倒に感じる人
草刈機は買って終わりではなく、使い続けるためのメンテナンスが欠かせません。
エンジン式ならオイル交換やスパークプラグ点検、エアフィルター清掃、刃の研磨・交換など、定期的なお手入れが必要です。また2サイクルエンジン機の場合、ガソリンに混合オイルを混ぜた燃料作りも毎回行う必要があります。



こうした作業を「面倒だ」「自分にはできない」と感じる人は、残念ながら草刈機の所有に向いていません。



私には無理です….
メンテナンスを怠ると、せっかく買った草刈機もシーズンごとに調子が悪くなります。例えば燃料を入れっぱなしで翌年まで放置すると、キャブレターが詰まってエンジンがかからなくなるトラブルがよくあります。
機械は使うほど消耗品の交換も必要になり、その管理も避けて通れません。
✔️ 対策:メンテナンスフリーな機種やサービスを活用



電動(充電式)草刈機ならエンジンオイルや混合燃料が不要で、比較的お手入れが簡単です。
刃の交換程度で済むので機械が苦手な人でも扱いやすいでしょう。また、購入店でメンテナンスサポートがあるか確認するのも大事です。
私たちのような農機具店では点検や修理対応を行っていますので、プロに任せる手もあります。面倒を理由にメンテナンスを怠れば機械寿命が縮みますから、「自分で管理できるか?」を買う前に自問しましょう。(地元ユーザー向けですが)
6. 安すぎる草刈機・非力な草刈機を選ぼうとしている人
「できるだけ安い草刈機が欲しい」と価格だけで選んでいませんか?極端に安価な草刈機や、小型モデルは、パワー不足で役に立たない恐れがあります。
特に背の高い雑草や広範囲の草刈りには、低出力の草刈機では作業効率が悪く、かえって疲労が増すでしょう。結果として「安物を買って失敗した…」となりがちです。
例えば、家庭用の小型電動草刈機は手軽で安価ですが、30坪以上の畑や荒地の草にはパワー不足ですぐバッテリー切れを起こします。
✔️ 対策:機種の性能や評判をリサーチする



目安として、荒地や広い面積にはある程度馬力のある機種が適しています。性能と目的のバランスを重視してください。
7. 安全対策を軽視している人(知識や装備に無頓着な人)
草刈機は刃物を高速回転させる危険な機械です。安全への意識が低い人は、草刈機を持つべきではありません。
サンダルなどで作業すれば大事故になる可能性もあります。
✔️ 対策:購入前に安全知識を身につけること
下記は安全対策の例です。
- 保護具の着用:長袖長ズボンの着用
- 事前準備:作業エリアに人を近づけない
- 正しい姿勢と操作:無理な体勢で刈らない
上記に「面倒だな」と思う人は、残念ながら自分で草刈機を扱うべきではありません。草刈機は便利ですが危険も伴うツールです。
8. 購入後のサポート環境が整っていない人
草刈機は使っていく中で、どうしても修理や部品交換のニーズが出てきます。身近に相談できる販売店や詳しい人がいない環境だと、いざ故障したときに困ってしまいます。
例えば、ネット通販で安く買ったはいいものの、調子が悪くなっても近くに修理対応してくれる店がなく、結局使い捨てに…というケースもあります。



ノウキナビでは消耗品の刃やオイルをネットで購入できる体制を整えております。
✔️ 対策:購入前にアフターサポート体制を確認
メーカー保証や販売店のサービス内容をチェックし、必要なら購入店に相談できるようにしておくと安心です。
ノウキナビではネットで購入したお客様に保証をつけるサービスも行っております。
(※一部対象外の機械や地域があります。)



ネット購入で保証をつけられるのは安心ですね!
9. 購入した草刈機を運ぶ手段がない人
大型の草刈機や乗用草刈機は重量があり、自家用車で運ぶのが難しい場合があります。「お店で買ったけど家まで運べない」「配達してもらえないから諦める」といった声も聞かれます。
購入後の運搬手段がない人は、買っても自宅に持ち帰れず困ってしまうでしょう。



作業場までご自身で運搬できないなどの問題もありそうですね。
✔️ 対策:農機具店や通販サイトが自宅への配送サービスを利用する



当店の通販サイト「ノウキナビ」では、大型草刈機でもご自宅まで配送可能なプランを用意しています
運搬に不安がある方は、購入前に配送サービスの有無を確認しましょう。
10. 草刈り作業の大変さを甘く見ている人
最後に、草刈りの労力自体を軽視している人も要注意です。草刈機さえ買えば楽になるだろう、と安易に考えていませんか?
確かに機械がなければ草刈りは困難ですが、機械があっても草刈り作業は決して楽ではありません。
炎天下で数時間も草を刈れば体力的に相当ハードですし、刈った草の後始末にも手間がかかります。
「こんなに大変だとは思わなかった」と後悔して草刈機を放置してしまうケースも多々あります。
✔️ 対策:試しに草刈りをやってみる
少し使ってみると現実が見えてきます。
それでも「やっぱり必要だ」と思えるなら購入の価値がありますし、「自分には続けられそうにない」と感じるなら無理に買わない方が良いでしょう。



草刈り作業を継続する体力や時間の見通しを立ててから、それでも草刈機が必要か判断することが大切です。
草刈機が本当に必要?購入前に冷静に見極めよう
以上、草刈機を買ってはいけない人の特徴を10項目挙げました。当てはまるものはありましたか?「ちょっと心配だな…」と感じた方は、一度立ち止まって購入の是非を見極めることをおすすめします。
無理に買って後悔するより、自分に合った除草方法(業者依頼やレンタル、他の道具の活用)を選ぶ方が結果的に満足度は高くなるでしょう。
それでも「やはり草刈機が必要だ」という場合は、ぜひ信頼できる販売店に相談してみてください。
私たちも農機具販売店として培った経験をもとに、お客様の用途に合った草刈機選びをお手伝いしています。
オーレック(OREC)のサービス指定店としてメーカー直伝の知識も持ち合わせ、毎年多くの大型草刈機を全国にお届けしてきました。
ノウキナビでは大型農機具の自宅配送サービスもございますので、購入後の運搬はおまかせください。
草刈機は便利な反面、合わない人が持つとただの宝の持ち腐れになりかねません。
ぜひ今回紹介したポイントを参考に、「本当に自分に草刈機が必要か?」をじっくり検討してみてください。
適切な判断で、安全かつ快適に雑草対策を進めましょう。もし迷ったときは、お気軽にノウキナビへご相談ください。