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【ブルモア選びの決定版】もう迷わない!オーレックハンマーナイフモア 全機種比較&あなたにピッタリの一台を見つける5つのポイント

「自走式草刈り機」や「ハンマーナイフモア」で、楽に草刈りができる機械を探しているあなたへ。

調べていくうちに、オーレックの「ブルモア」という名前を目にする機会も多いのではないでしょうか。

パワフルで評判も良いけれど、いざ選ぶとなると機種が多くて「自分にはどれが合っているんだろう?」と迷ってしまいますよね。

オーレックのブルモア全機種を、機能や価格帯、得意な場所まで、とことん分かりやすく比較解説!

「機械は少し苦手…」という方でも、この記事を読めばご自身の土地や使い方にピッタリ合った、最高のパートナーがきっと見つかります。


目次

あなたはどっち?2ステップでわかる「おすすめ診断」

ブルモアですが、機種としては9モデルあります。たくさん種類があって迷ってしまいますよね。

まずは簡単な診断で、あなたが注目すべきブルモアのタイプを見つけましょう!

【質問1】草を刈りたい場所の地面はどんな感じですか?

  • A:比較的平らで、デコボコは少ない → 【質問2】へ
  • B:デコボコしていたり、ぬかるんだりする場所もある → クローラタイプがおすすめです!HRC665/805や、高機能なHRS815 / ZHR800をチェック!

【質問2】(Aを選んだ方へ)どんなことを重視しますか?

  • とにかくコンパクトなものがいい! → HR403
  • 楽に操作できるものがいい! → HR532X / HR532SX
  • 標準的な作業に対応できればOK! → HR665/805

診断で気になったモデルを、次の比較表で詳しく見てみましょう!


まずは全機種をチェック!ブルモアスペック比較表

「いったい何が違うの?」が一目で分かるように、全モデルの機能とスペックを一覧にしました。

モデル名をクリックすると、公式サイトでさらに詳しい情報が見られます。

シリーズコンパクト軽量・コンパクトホイール STDホイール STDクローラー STDクローラー STD高機能モデル①高機能モデル②
モデル名HR403HR532X/SXHR665HR805HRC665HRC805HRS815ZHR800
刈幅 (mm)400520650800650800800800
最大出力 (PS)4.26.36.39.56.39.59.59.5
草丈の目安ひざ下までひざ丈まで腰くらいまで背丈くらいまで腰くらいまで背丈くらいまで背丈くらいまで背丈くらいまで
価格帯の目安30万円台~30万円台~40万円台~60万円台~50万円台~60万円台~100万円台~130万円台~
ハンドル上下調整
ハンドル左右調整
セルスタート※HR532SXのみ※665Sのみ
HST(無段変速)
ゼロターン走行
ステップ取付標準装備標準装備

ブルモア選びの重要ポイント!注目すべきはこの5つ

「表を見ても、専門用語が多くてよく分からない…」という方もご安心ください!

この5つのポイントに注目すれば、あなたに必要な機能が分かります。

Point 1:作業のスピードが決まる!「作業効率」

草刈りの「作業効率」と聞くと、単純にエンジンパワーを想像しがちですが、本当に作業時間を短縮してくれるヒミツは、実はもっと色々な要素の組み合わせにあります。

ヒミツ① 刈幅(かりはば):基本の速さを決める

まず、作業の基本スピードを決めるのが「刈幅(かりはば)」の広さです。

これは「一度にどれだけの幅を刈れるか」を示す、最も分かりやすい指標です。

当然、この幅が広いほど往復回数が減り、作業時間は短くなります。

例えば、幅20mの土地を草刈りする場合、刈幅650mmのモデルだと約31回の往復が必要ですが、刈幅800mmのモデルなら約25回で完了します。

たった15cmの違いでも、これだけの差が生まれるのです。広い場所での作業がメインなら、刈幅の広さは直接的な時短につながります。

ヒミツ② ハンマーナイフ方式:刈りっぱなしで後片付け不要!

次に、ブルモア最大の強みが「刈りっぱなしで後片付けが不要」という点です。

ブルモアが採用している「ハンマーナイフ方式」は、たくさんの刃で草を細かく叩き砕きながら刈り進むのが特徴です。

刈った草は細かなチップ状になるため、わざわざ集めて処分する必要がありません。

一般的な草刈機では必須だった「集草や後片付け」という作業工程そのものが無くなるため、草刈り全体の時間を劇的に短縮できるのです。

これは他の方式の草刈機にはない、大きなメリットと言えるでしょう。

ヒミツ③ 旋回性能:切り返しの時間を短縮する

そして、意外と見落としがちなのが「旋回性能」、つまり切り返しの速さです。

草刈り作業では、端まで進むたびにUターンが発生します。

この切り返しの時間が積み重なると、全体の作業時間を大きくロスしてしまいます。

多くのモデルに搭載されている「サイドクラッチ」機能は、片方の車輪の動力を切ることで、スムーズな方向転換をサポートしてくれます。

さらに、最上位モデルZHR800の「ゼロターン」機能は、その場でコマのように180度回転できる究極の旋回性能を誇ります。

切り返しのためのムダな前後の動きが一切なくなるため、特に障害物の多い場所や、きれいに往復したい場所で圧倒的な時間短縮を実現します。

このように、「広い刈幅」「後片付け不要」「スムーズな旋回」という3つの要素が組み合わさることで、ブルモアの優れた作業効率は実現されています。

Point 2:どんな場所で使う?「場所への対応力」

草刈機の「足回り」は、作業のスムーズさと安定性を決める重要なパーツです。

ご自身の土地に合ったものを選びましょう。

  • ホイールタイプ(タイヤ式)について
    • 得意な場所: 比較的平らで硬い地面、アスファルト、ビニールハウス周りなど。
    • メリット: タイヤと地面の接する面積が小さいので、軽い力でスムーズに方向転換ができます。小回りが利くため、障害物が多い場所でも扱いやすいのが特徴です。また、一般的にクローラタイプより軽量で、価格も少しお手頃な傾向があります。
    • 苦手なこと: ぬかるんだ場所や、フカフカの柔らかい土の上では、タイヤが沈んでしまい、前に進む力が弱まることがあります。
  • クローラタイプ(キャタピラ式)について
    • 得意な場所: 凹凸のある不整地、休耕田、果樹園、緩やかな傾斜地など。
    • メリット: 地面と接する面積が長くて広いため、機械の重さが分散されます。これにより、柔らかい土でも沈み込みにくく、地面をしっかり掴んで力強く進みます。凹凸も乗り越えやすく、直進安定性が高いので、広くて少し荒れた場所でも安心して作業に集中できます。
    • 苦手なこと: 硬い地面での小回りは、ホイールタイプに比べて少し苦手です。また、繊細な芝生の上などで無理に方向転換すると、地面を傷つけてしまう可能性もあります。

場所と「刈れる草丈」の関係

ちなみに、場所の種類によって草丈も変わってきますよね。

例えば、手入れされた平坦地と、しばらく放置された凹凸のある休耕田とでは、草の高さや硬さも大きく異なります。

各モデルがどのくらいの草丈まで対応できるかについては、機械の「パワー」が大きく関係してきますので、次の「Point 3」で詳しく解説します。

上の比較表にある「草丈の目安」の行も、ぜひ最初に確認してみてください。

一般的に、休耕田のような荒れた場所で使う可能性がある場合は、背丈ほどの草にも対応できるパワーのあるモデルが推奨されます。

Point 3:仕上がりのキレイさを決める!「パワー」

「馬力(PS)」が大きいと、なぜ仕上がりがキレイになるのでしょうか。

それは、草を刈る刃の「回転速度」に秘密があります。

パワーが足りないと…

草が密集している場所や、硬い茎の草(セイタカアワダチソウなど)に差し掛かると、刃の回転が草の抵抗に負けて遅くなってしまいます。

回転が遅いと、草を細かく粉砕できず、刈り跡が粗くなったり、最悪の場合は機械が止まってしまったりします。

パワーがあると…

高馬力モデル(9.5PSなど)は、強い抵抗を受けても刃の回転速度が落ちにくい「粘り強さ」があります。

常に高速回転を維持したまま草を刈れるため、どんな草でも細かく均一に粉砕できます。

この結果、まるでマルチング材を撒いた後のような、美しい仕上がりになるのです。

<パワー選びの目安>

  • ひざ丈くらいの柔らかい草が中心なら → 6.3PSでも十分活躍します。
  • 腰や背丈まで伸びた硬い草や、密集した場所を効率よく刈りたいなら → 9.5PSを選ぶと、作業が格段に速く、快適になります。

草丈早見表

Point 4:疲れにくさと安心感!「使いやすさ」

「使いやすさ」は、作業の快適性と、一日を終えた後の疲労感に大きく影響します。

便利な機能がもたらす本当の価値を知っておきましょう。

① エンジン始動のストレスをなくす「セルスタート」

リコイルを何度も引く作業は、特に朝一番や休憩後には意外と体にこたえます。キーを回すだけでエンジンがかかる「セルスタート」は、そうした始動のストレスをゼロにしてくれる快適機能です。

② 歩く重労働をなくす「ステップ」

広大な土地を何往復も歩くのは、それだけで重労働です。後ろに立って乗れる「ステップ」は、草刈りを「歩く作業」から「機械を操縦する作業」へと変えてくれます。体力の消耗を最小限に抑え、長時間の作業でも集中力を維持できます。

③ 無理のない姿勢で作業できる「ハンドル調整」

見過ごしがちですが、非常に重要な機能です。

上下調整: ご自身の身長に合わせることで、腰への負担が少ない、無理のない姿勢で作業ができます。

左右調整: ハンドルを左右にずらすことで、壁際や木の近くを刈る際に、自分の体が障害物にぶつかるのを防げます。また、刈り終えたキレイな地面を歩きながら、まだ草が残っている場所を刈る、といった快適な作業も可能になります。

Point 5:自分のお財布と相談!「価格帯・ご予算」

最後の、そして最も重要なポイントがご予算です。

ブルモアは機能やパワーによって価格が大きく変わります。

一般的に、刈幅が広く、馬力が大きいほど高価になり、操作が楽なHST付きや便利なセルスタート付きも価格が上がります。

上の比較表にある価格帯の目安を見ながら、「この機能は絶対に欲しい」「これは無くてもいいかな?」と考えて、ご自身の予算に合ったベストな一台を見つけるのが上手な選び方です。


【タイプ別】あなたにおすすめのブルモアはこれ!

さあ、いよいよあなたにピッタリの一台を見つけましょう!

5つのポイントを思い出しながら、最適なモデルを選んでみてください。

  • 初めての方や、ご家庭の広い敷地で使いたいあなたへ
    • おすすめ:HR403, HR532X/SX
    • コンパクトで扱いやすいシリーズです。いただいた価格情報によると、HR403が約29万円、スムーズ操作のHSTを搭載したHR532Xが約34万円となっており、このあたりがエントリークラスの一つの目安になります。初めての一台にぴったりですね!
  • 果樹園や畑など、ちょっとデコボコした場所で使いたいあなたへ
    • おすすめ:HR665, HRC665S
    • 価格と性能のバランスが取れた人気のシリーズです。いただいた価格では、ホイールタイプのHR665が約42万円、クローラタイプのHRC665が約54万円と、足回りで価格が変わります。さらにキーで楽々エンジン始動できるセル付きのHRC665Sは約68万円と、必要な機能とご予算に合わせて選ぶのがおすすめです。
  • 広〜い休耕地などを、とにかくスピーディーに刈りたいあなたへ
    • おすすめ:HR805, HRC805
    • 広い刈幅で作業効率を重視するならこのモデル。参考価格として、ホイールタイプのHR805が約60万円、クローラタイプのHRC805が約63万円となっており、広い作業幅を持つモデルとしてはコストパフォーマンスに優れています。
  • どうせなら一番いいものを!最新機能でとことん楽をしたいあなたへ
    • おすすめ:ZHR800, HRS815
    • まさにブルモアの最先端モデル!最高峰だけあって価格もトップクラスで、安全機能が満載のHRS815が約101万円、ゼロターン機能を持つZHR800が約135万円と、まさに「プロの道具」と呼べる価格帯です。しかし、それに見合うだけの圧倒的な時間短縮効果と快適性が得られます!

まとめ:最高のパートナーを見つけて、草刈りを楽しく!

ブルモア選びは、難しく考える必要はありません。

  1. 作業の速さ(作業効率)
  2. 使う場所(場所への対応力)
  3. 仕上がり(パワー)
  4. 利便性(使いやすさ)
  5. お値段(ご予算)

この5つのバランスを考えるだけで、あなたにピッタリのモデルがきっと見つかります。 自分に合った最高の草刈りパートナーを見つけて、これまで大変だった草刈りを、もっと楽しく、もっと楽な時間に変えてしまいましょう!

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