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コンバインの年式についてご存知ですか?専門家が説明します!

コンバインの年式についてご存知ですか?専門家が説明します!

コンバインは、稲作農家にとって必要不可欠な農機具です。
稲作地帯では、秋の稲刈りシーズンになると、田んぼのあちこちで稲刈りするコンバインを見られます。コンバインは、売却時にも購入時にも年式が重要になります。今回は、コンバインの年式の重要性について確認していきましょう。

目次

コンバインの売却時には年式が重要

年式とは、コンバインを製造した年のことです。コンバインを買取に出す場合は、できるだけ新しい方が高く売れるので、いつ製造されたコンバインなのかがポイントになります。 そのため、コンバインの売却時には年式が重要になるのですね。ただし、同じ年式のコンバインでも、使っていた農家の稲作の規模によって、実際に使われた時間が変わります。そのため、実際には年式だけでなく、アワーメーターの使用時間も加味して査定することになります。

*コンバインの査定基準

コンバインの査定は、「中古農機具査定書」に沿って行われます。ここで重要視されるのは、年式と馬力とアワーメーターの使用時間です。ここまでは他の農機具の査定とほぼ同じですが、コンバインの場合はこれに「刈り条数」が加わります。つまり、一度に何条刈り取れるかによって、コンバインの価値が決まるのですね。

*刈り条数によって査定が決まる

上記のように、コンバインは刈り条数が多いほど査定結果が良くなります。
コンバインには2条刈りから7条刈りまであり、刈り条数が多いほど馬力も強くなります。一度に刈り取る列の数が増えるほど強い馬力が必要になるので、査定額も刈り条数と馬力に比例して上がっていきます。ただし、地域によってよく使われるコンバインの刈り条数が違うことから、査定額も地域によって多少の違いはあるので注意しましょう。北海道では2条刈りや3条刈りはほとんど使われず、5条刈り以上のコンバインが8割を占めます。これとは逆に、北陸では2条刈りと3条刈りが主流で、5条刈り以上は1割程度しか使われていません。

このため、北海道では5条刈り以上が高く売れ、北陸だと2~4条刈りが高く売れることになります。しかし、どうして地域によって、このような違いが生まれるのでしょうか。それは、土地の広さと関係があります。北海道は土地が広大なので田んぼが大きく、大型のコンバインを投入できます。

しかし、北陸は北海道ほど土地が広くないので、田んぼの面積は北海道より小さくなる場合が多いでしょう。そのため、大型のコンバインを使うと小回りがきかず、かえって作業効率が落ちてしまうのです。地域によって使われるコンバインの刈り条数が違う背景には、こういった事情があるのです。

*グレンタンク式と袋取りタイプ

少し前まで、コンバインは刈り取った籾(もみ)を袋に入れて収穫する、袋取りタイプが主流でした。しかし、現在では大容量のグレンタンクに籾(もみ)を溜める方式が増えています。それでも、袋取りタイプもまだまだ現役で活躍していると言えるでしょう。

稲作農家といっても、大規模に稲作をやっている農家ばかりではなく、小規模農家もあります。規模が小さければ袋取りタイプでも十分ですから、高額なグレンタンク式を購入する必要はありません。また、湿田で稲刈りする場合は、グレンタンクを使うとタンク内の籾(もみ)の重さで動けなくなってしまう可能性があります。このような場合は、袋取りタイプを使うしかありません。

*基本的に高機能のコンバインは高く売れる

最近では、さまざまな機能を搭載したコンバインが登場しています。たとえば、傾くと自動的に水平を維持する「自動水平制御機能」、刈り取る高さを自動で保つ「刈り高さ自動制御機能」などです。このような最新機能を搭載したコンバインは、当然査定額も高くなる傾向にあるでしょう。ただし、高機能でない従来のコンバインでもまだまだ需要があります。その理由の1つは、前述しましたように、稲作農家の中には小規模農家も多いからです。米の収穫量がそれほど多くないのに中古とはいえ高機能のコンバインを購入すると、値段が高いだけで十分に使いこなせず、無駄になってしまいますよね。

また、排ワラの結束方法も、地域によっては査定に大きく関わります。コンバインで刈り取ったワラの処理方法は、そのまま排出するか結束するか、細かく裁断して撒くかの3種類です。北海道のような広大な農地が広がる地域ではワラは不要なので、裁断して農地に撒くのが一般的でしょう。撒いたワラは微生物によって分解され、そのまま堆肥として使えます。また、農家によっては、ワラを捨てずに活用することもあります。たとえば、作物の敷きワラに使ったり堆肥を作ったりして、他の作物を作るために活用する場合が多いでしょう。この場合はワラを結束して、あとで使えるように保存します。
また、牛などの家畜を飼っている農家の場合は、ワラを餌として与えるので、やはり結束して保存する方法を選ぶでしょう。このようなワラの処理方法は、個々の農家ごとに違うこともあれば、その地域全体でほぼ同じ処理方法をしている場合もあります。北海道のような広大な土地では、ほとんどの農家がワラを農地に撒いているので、ワラを裁断して撒く方式のコンバインの需要が高いことになります。なぜなら、ワラを裁断して撒く方式以外のコンバインは、あまり売れないからです。

このように、地域によってはワラの処理方法が査定額に大きく影響する場合もあるでしょう。
これらのことからわかるのは、コンバインにはさまざまな種類があり、どのコンバインが高値で売れるかは地域によって異なるということです。

コンバインの購入時に年式が重要になる理由

コンバインを購入する際にポイントとなるのは、何条刈りかということと、馬力、年式、アワーメーターの運転時間などです。年式が新しければまだそれほど使われていないとわかるので、傷みも少なく長く使えるでしょう。せっかく購入するのなら、誰しも故障の少ない長持ちするコンバインが欲しいはずなので、年式は購入を決める重要なポイントとなります。

また、アワーメーターを見れば運転時間がわかるので、どのくらい使ったコンバインなのかがわかるでしょう。年式を見ると10年前の古いコンバインであっても、アワーメーターで見ると5年程度の運転しかしていない場合もあります。
また、5年前の年式なのに、10年使ったコンバインと同じくらい運転している場合もあるでしょう。そのため、年式だけ見て新しいからといっても、アワーメーターまで見ないとそのコンバインの価値はわかりません。コンバインには2条刈りから7条刈りまであり、稲作の規模によって何条刈りが適当か選ぶことになります。馬力は2条刈りが一番小さく、あとは刈り条数が増えるにしたがって、馬力も大きくなっていきます。

また、コンバインは、年式が古くなると価格が安くなります。新品で購入する方法もありますが、新品にするか中古にするかは悩みどころでしょう。新品だと故障の心配もなく長年使えますが、小規模な農家には新品で買うのはかなり負担になります。これは、農業の収入が少ないのに投資額が大きくなるからです。

また、後継者のいない農家も、新品でコンバインを買っても無駄になってしまう場合が多いでしょう。そのため、コンバインを買うなら中古で良いという農家も多いのです。

まとめ

コンバインの年式は、コンバインを買取に出す場合も中古で購入する場合も重要です。年式によって何年間使ったコンバインかわかるので、買取価格もおおよそ年式によって決まると言って良いでしょう。ただ、実際にはアワーメーターを見て、運転時間も加味した上で買取額が決まります。 ぜひ参考にしてみてください。

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