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はじめてのトラクター選び。 まずは最適な馬力を選びましょう!

作業機(アタッチメント)を変えることで様々な作業に使用することが出来るトラクター。何を耕作するかで変わるので選ぶのが難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、馬力を選ぶシンプル且つ基礎的な押さえどころを身につけて購入の参考にしてもらえればと思います。

目次

1.トラクターで出来ること

最初にアタッチメントを搭載してトラクターに出来ることを挙げてみましょう。

  • ロータリー:圃場の土耕起(爪で掘り起こす)
  • ドライブハロー:圃場の代かき
  • あぜぬり機:畦ぬり
  • 肥やし撒き機:肥やし撒き
  • ロールベーラ:刈取って寄せ集めた干し草や藁を圧縮して梱包・結束
  • ディスクロータリー:圃場の土をひっくり返す(深く)
  • スキ:圃場の土をひっくり返す
  • マルチ引き:マルチ成形
  • 堀取り機:じゃがいもなどを収穫する
  • ブームスプレーヤー:薬液散布
  • フレームモア:草刈り
  • 運搬トレーラー:運搬

ほんの一例かと思いますが、色々出来て素晴らしい農機です。

2.何を耕作してどんなことをトラクターでするか決める

ではまずトラクターを何に使おうと思っているかを考えてみましょう。お米でしょうか?野菜でしょうか?酪農で使用したいのでしょうか。アタッチメントを使用した利用をしたいでしょうか?今はお米だけだけど、ゆくゆくは野菜も耕作したいからアタッチメントは搭載しそうだなぁなど先のことまで考えるのもポイントの一つです。

3.アタッチメントを利用するなら3点リンク仕様がオススメ…つまり16馬力以上

アタッチメントの取り付け方法には「3点リンク」と「2点リンク」があり、アタッチメントを左右のロワ・リンクと、上部真ん中のトップ・リンクの3本で3点で支持して上げ下げするようになっているものが「3点リンク」。左右のロワ・リンクでのみ支持するものが「2点リンク」といいます。

「3点リンク」をオススメする理由

・幅広いアタッチメントをつけることが出来る
・作業機の中古品を見つけやすい

「2点リンク」用のアタッチメントは15馬力以下のトラクターに多く、流通も少ないので中古で購入したい場合は難しいことが上げられます。はじめはお米だけを耕作していたけれど途中で、「お米をつくっていない時期にも何か耕作してみるか。」という時にまずは中古でアタッチメントが探せれば助かりませんか?

<この章のまとめ>
アタッチメントを必要としない場合:最小馬力〜
アタッチメントを装着する可能性のある場合:16馬力〜

4.土質によって馬力を必要とする

後は耕作する土質を確認して必要な馬力を選びます。粘土質は馬力必要な土壌です。馬力が低いとエンストを起こしてしまう可能性があるのでスムーズに作業するのに25馬力以上のものを選んでいます。

【田のみ・田畑】
 粘土質  |25馬力以上
 粘土質以外|20馬力以上【畑のみ・消毒する場合】
 粘土質  |30馬力以上※
 粘土質以外|30馬力以上※【畑のみ・消毒しない場合】
 粘土質  |25馬力以上
 粘土質以外|18馬力以上

※ブームスプレーヤーを装着する場合は25馬力からありますが、最小500KGのタンクなどを背負うので、馬力とともに重量が必要になる為、30馬力以上としています

5.失敗したくないなら25馬力〜35馬力

ここまできて何だ〜!という方もいるかもしれませんが、農機具屋さんが「間違いないよ」と勧めるのは25〜35馬力な理由ってご存じですか?

ただ大きい馬力を販売したいからじゃないんです。
まず、日本国内の各メーカーさんの25〜35馬力のトラクターをご覧になってみてください。この馬力をカバーしている種類の多さから一番力を入れている馬力であることが伺えます。
それもそのはずで、プロの方に使われている一番多い馬力だからです。また、傾き制御などの自動機能がほぼフル装備なのも理由として上げられます。
三菱農機 トラクター http://www.mam.co.jp/showroom/tractor.html

6.まとめ

耕作するもの・必要になりそうなアタッチメント・土質が分かったら、後は予算に合うグレードのものを選ぶだけです。その際には具体的に内容を伝えて、農機具屋さんに相談してみましょう!中古でいいものがあるのか、新品のほうがいいのかも含め適切なアドバイスをしてくれますよ!

※メーカーや作業機によって色々な設定があるのでこれが全てではありません。
 購入の際のあくまで参考にしてくださいね。

▼中古農機情報「ノウキナビ」はこちら
http://www.noukinavi.com/

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