【コメ不足】結局、いつまで令和の米騒動は続くのか?2025年秋にはマシになる?

こんにちは、農機具通販を運営しているノウキナビです。

コメの価格が高くて、家計を圧迫している。



炊き立てのご飯たべたいけど麺類で我慢している
いつまで経ってもこんな状況で、価格が少し落ち着いたと思ったらまた上がったり…みたいな状況です。そろそろ新米の時期になりますよね!(時期によってはもうシーズンですが)
普通に考えれば流通する米の価格が増えるからちょっと安くなるんじゃないかなーって思うかもしれません。
今回は現在価格が高騰している米の予想をしてみたいと思います。
米の価格推移や現時点での価格の確認(2025年8月末現在)
今回はこちらの内容を参考にします


出典:(株式会社マーチャンダイジング・オン RDS-POSスーパー全国)
8/27日現在では店頭売価平均が4,036円です⇧


出典:(株式会社マーチャンダイジング・オン RDS-POSスーパー全国)
⇧直近一年の店頭売価推移をグラフで表したものです。1年前(2024年8月27日)と比較して現在(2025年8月27日)1.5倍くらいになっています。
それでは、今後のコメの価格はどうなるのでしょうか?
コメの価格予想|秋になれば上がる?下がる?
下記にNHKの記事を参考に今後の予想を見ていきます。
今年の新米は、JAが農家に前払いする「概算金」が大幅に引き上げられた影響で、店頭価格も上昇傾向にあります。卸売会社は「農家はうれしい反面、消費者は高く感じる」と見通しを示し、小売店も「5キロ4500円前後と値上げせざるを得ず心苦しい」と語っています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250804/k10014884281000.html
実際に農家も直販価格を昨年より上げて完売しましたが、猛暑や水不足による収穫減が続けばさらなる値上げも検討せざるを得ない状況です。専門家は新米価格を平均5キロ3500円程度と予測しつつ、不作となれば一層の値上がりが避けられないと指摘しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250804/k10014884281000.html
上記を簡単にまとめると、次のような主張になります。



農家は値上げを喜ぶが、消費者は高いと感じると見ています。



「新米を届けたいが、値上げは心苦しい」



「直販は好調だが、水不足で収量が減ればさらに値上げせざるを得ない」と懸念しています。



「平均価格は5キロ3500円前後だが、不作ならさらに上がる」かも
AIが予想するコメの価格の未来
図解:私の価格見立て(5kgあたり)
時期 | 想定される価格帯 | 主な要因 |
---|---|---|
短期〜中期(〜2026年) | 約4,000円前後で高止まり | 気候リスク、供給不足、輸入・在庫放出の効果限定 |
中期〜長期(2027年以降) | 3,000〜3,500円に安定へ向かう可能性 | 増産政策、制度改革、JAとの協力強化などによる安定供給体制 |
長期リスクシナリオ | 再び4,000円以上へ高騰する可能性も | 気象変動・政治政策の失敗・供給網の脆弱性 |
結論として
- 直近では依然として高い水準が続く:気候リスク・供給制約により価格は下がりにくい。
- 中期では政策が奏功すれば緩やかな安定化が期待できる:3,000〜3,500円が一つの目安に。
- ただし長期には再度の高騰リスクも残る:気候・政策・供給構造の変化が鍵。
当面は価格の上振れに備えるリスク管理が重要ですが、政府の新政策が安定供給につながれば、数年以内により落ち着いた価格帯へ移行する可能性もあります。
2026年も続く!?コメ不足に対応する対策は?
それでは、ただ単にコメの価格に耐えるしかないのか??という疑問点が浮かび上がってきますが、個人で対策できることはないのでしょうか?
下記は例ですができないこともありません。
- まとめ買い・ストック
- ふるさと納税やお米券
- 安価なブランドや銘柄を探す
- 一回の炊飯量を見直す
- 雑穀や麦を混ぜて炊く
などなど、今までと全く同じ!というわけにはいきませんが少し工夫するだけで対策になるケースもありますのでぜひ気になったものはチェックしてみてください。
まとめ:結局、いつまで令和の米騒動は続くのか?
今年の新米は、JAの概算金引き上げを背景に高値傾向が続きそうです。農家にとっては追い風となる一方、消費者にとっては負担感のある価格水準になっています。(概算金引き上げについてはこちら)
短期的には高止まりが予想されますが、中期的には政策次第で安定する可能性もあります。
ただし気候や収穫量次第では再び高騰するリスクも残ります。家庭では、まとめ買いやふるさと納税の活用、雑穀を混ぜるなどの工夫でうまく乗り切っていくことが大切です。