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初心者でもできる!美味しいイチゴの育て方

いちごは、バラ科オランダイチゴ属の果物。春先に白色の花を咲かせ、初夏ごろに実をつけるイチゴ。比較的コンパクトに成長し、丈夫で育てやすく、プランターでも気軽に栽培を始められるため、家庭菜園の中でも人気です。ここでは、プランターで育てる際に役立つ苗の選び方や植え付け方法などを詳しくご紹介します。

目次

イチゴの収穫は春〜初夏

甘みと酸味のバランスが良く、見た目もかわいいイチゴ。ビタミンCが豊富に含まれているため、健康や美容にも良く、朝食でそのまま食べたり、ヨーグルトと一緒に食べたりする人もいます。ハウス栽培を除き、いちごの主な収穫時期は、5月〜6月の初夏。春先に花を咲かせ、やがて実がなり赤く色づきます。

イチゴの品種いろいろ

①とちおとめ
イチゴといえば『とちおとめ』が浮かぶ人も多いのではないでしょうか?栃木県でつくられた品種で、甘味と酸味のバランスがよく、いちごの代表格です。

②あまおう
あかい、まるい、おおきい、うまいの頭文字から名付けられた『あまおう』。名前の通り甘味があり、大きく丸く整った形が特徴。福岡県のみで栽培されており、全国的に人気のある品種です。

③紅ほっぺ
静岡でつくられた『紅ほっぺ』は、甘酸っぱさに特徴がある品種。色味も鮮やかで、見た目も美しいいちごです。

④アイベリー
『アイベリー』は愛知県でつくられたイチゴ。実が大きく、色味も鮮やか。甘みがしっかりしていて、酸味もほどよい人気のイチゴです。

イチゴの「ランナー」

「ランナー」と聞いてもピンと来る人は少ないのではないでしょうか?イチゴを育てていると、細いひものような茎が伸びてきます。この茎が「ランナー」です。ランナーには新芽が育ち、それが土に根付くと新しい株になります。いちごは、花と実がつく方向が決まっていて、ランナーとは反対側に花や実をつけます。

イチゴの栽培方法

ここからは、ご自宅でプランターを用いてイチゴを栽培する方法をご紹介します。

栽培の準備

まず10月ごろに苗を購入しましょう。苗はランナーを切り離した跡の分かるものがおすすめ。イチゴの苗を選ぶときには、「クラウン」と呼ばれる部分に注目するのが重要です。「クラウン」とは、根元にある赤い王冠形に見える部分のこと。このクラウンが大きく、頑丈である苗を選びましょう。また、ハリのある濃い緑色の本葉が3〜4枚出ているのが適しています。次は、プランターの準備です。15cm〜20cmの深さがあるプランターが最適です。サイズや形は、育てたい株数に合わせて選択しましょう。初心者には、2~3株植えられるサイズがおすすめです。プランターの底穴に鉢底ネットを敷き、底が見えなくなる程度に鉢底石を入れます。この作業をすることによって、水はけの良い環境にすることができます。続いて、プランターの縁から2〜3cm下まで、市販の野菜用培養土を入れます。

植え付け時期と方法

イチゴの植え付け時期は10〜11月。冬の寒さに当たり、翌年の春に花を咲かせ、実をつけます。株と株の間は20cmほど空けましょう。間隔が近すぎると、湿気がこもって蒸れてしまうことがあります。また、「ランナー」が伸びる向きとは反対側に花や実がつくので、向きをそろえて植えると収穫がしやすくなります。そして、「クラウン」を土の中に埋めないようにしてください。芽が出る部分である「クラウン」を埋めてしまうと、芽がうまく出ず、葉や実も増えなくなってしまいます。

収穫までのお世話

苗を植え付けた後は、日当たりの良い場所にプランターを置いて育てます。ここでは、収穫までに必要なお世話についてご紹介します。

①水やり
土の表面が乾いてきたら水やりをしましょう。目安は、プランターの底から流れ出るまでたっぷりとあげてください。

②寒さ対策
イチゴは越冬するため、寒さに強い植物です。特別寒い地域でなければ防寒対策は必要ありませんが、心配な場合は、株元をわらで覆うと良いでしょう。

③ランナー
ランナーが出てきたら、ランナーはハサミで元から切るようにしましょう。

④追肥
必要に応じて、追肥もしましょう。培養土に含まれる元肥は、植物が吸収したり、水で流れ出たりすることにより効き目が薄れてきます。元気なイチゴを育てるために、粒状の固形肥料もしくは液体肥料を用意しておきましょう。

⑤受粉
3月ごろになると花が咲き始めます。花が咲いたら、筆や綿棒などの柔らかい素材で受粉を行います。ポイントは、均一に花粉が行き渡るようにすることです。また、受粉をする際は気温が15~25℃の時期が適しています。

⑥病害虫対策
・害虫
花が咲き始めたら、病害虫にも注意しましょう。害虫には、アブラムシやハダニなどが挙げられます。アブラムシはいちごの養分を吸ってしまうので、見つけ次第駆除しましょう。ハダニが大量発生した場合には、水で薄めた牛乳を、霧吹きでかけましょう。また、予防策としては、防虫ネットを掛けるのがおすすめです。2月ごろになったら、傷んだ葉を取って株元をきれいにしましょう。風通しをよくすることで、苗を清潔に保つことも対策の1つです。
・病気
代表的なものに「うどんこ病」と「灰色カビ病」が挙げられます。「うどんこ病」は、葉が白い粉をふったような状態になる病気で、高温多湿の環境で発生します。枯れてしまうことはないものの、イチゴが痛みやすくなり、見た目も悪くなります。「灰色カビ病」は、イチゴが灰色になり、実が腐ってしまう病気で、多湿の環境で発生します。この病気は、他の苗にも伝染するため、発病した株は早めに取り除きましょう。

⑦葉かき
葉が茂りすぎている場合は、葉の枚数を減らします。ポイントは、花の下の古い葉を中心に行うことです。

収穫

受粉後、40~50日が収穫の目安です。3月に花が咲けば、4月〜5月にかけてが収穫の時期になります。

コンパニオンプランツもおすすめ

コンパニオンプランツとは、一緒に植えるとお互いに良い影響を与え合う植物同士のことです。イチゴにも相性の良い植物があります。

にんにく

にんにくは多くの植物と相性が良く、コンパニオンプランツの代表格です。にんにくの臭いの元である香り成分のアリシンが、アブラムシなどの害虫を遠ざけたり、病気を防いだりする効果もあります。

ペチュニア

イチゴは時々、受粉不良などによっていびつな形になることがあります。ペチュニアなどのお花を一緒に植えることによって、ミツバチなどが花の香りに引き寄せられて集まります。そうして確実な受粉をすることもおすすめです。

まとめ

品種や大きさも様々で、フルーツ狩りでも人気なイチゴ。収穫まで日数はかかりますが、その分大きくなっていく生長の過程を楽しめます。長い時間をかけて手塩にかけたイチゴを食べる喜びを味わってみてはいかがでしょう?

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