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ハーブを栽培して使ってみました。8種の写真紹介と効能効果なども。

最近、スーパーマーケットの野菜売り場でも、当たり前に見かけるようになったハーブ。身近になり、利用する機会も多くなってきているようです。今回は庭やプランターでも栽培が簡単な、我が家で育てたハーブを8種類紹介します。実際の使用例についても、あわせてご覧ください。
目次

ハーブって何?

ハーブとは、料理から薬用まで幅広く使われる香草で、人間の暮らしに役立つ自生植物です。西洋では古くから、薬草として利用されることが多かったそうです。今ほど医療が発達していなかったため、自然にある薬草に頼っていたのでしょう。 雑草と言われているスギナやオオバコ、タンポポもそれぞれ『ホーステイル』『プランテイン』『タンデライオン』という立派なハーブ名を持ち、いずれも薬効成分があることも認められています。 野生のままのみずみずしい力をもった植物たちです。日本でも漢方薬などに使われている植物の中にハーブが含まれているといいます。また料理などに使うシソやパセリ、セリもハーブの仲間なのです。ハーブは身近で、利用価値の高い植物ということなのでしょう。

実際に栽培したハーブ8種類を紹介!

タイム

タイムは、日本名で『タチジャコウソウ』と呼ばれ、300~400種類もあると言われています。観賞用の園芸種も育成されています。古代から利用され、殺菌防腐効果が高いので葉をいぶすなどして浄化や虫食い防止などに使われていたそうです。 タイムは丈夫で、陽当たり、風通しがよく乾燥気味に育てると雑草にも負けず芝生のように広がっていきます。我が庭では、東側のエアコン室外機の前に2株植えたのですが、3年で畳半帖ほどにも広がっています。とても元気に育ち、花の時期には、ミツバチが飛びかっていました。少々踏まれても元気で、かえって強く育つようです。何よりも踏み歩くと香りが広がりとても心地よいです。 また、喉の調子が悪い時はタイムの抗菌作用を利用して、お茶として抽出したものをうがいに使ったりします。スッキリしますし、誤って飲み込んでしまっても、毒ではないので安心です。

レモンバーム

レモンバームはシソ科なので、成育場所の陽当たりなどにより、少しだけシソっぽい匂いがすることもありますが、名前の由来の通り、レモンに似た爽やかな香りです。レモンバームの薬効の中には抗うつ作用もあります。しかし、一般的には、リラックス効果を期待するにとどめ、その芳香が緊張をとき、安らぎを与えてくれるでしょう。私は、氷水にレモンバームの葉を4~5枚加えたマイボトルを持ち歩いています。爽やかなレモンの香りが飲みやすいので、水分補給に最適です。

オレガノ

イタリア料理に利用されることが多いオレガノは、トマト料理と相性抜群。 シソ科ならではの爽やかな香りと、少しのほろ苦さが特徴で、乾燥させたものは、より香りが強くなります。タイムとともに使うことが多いです。
こちらの画像は、鶏肉と海老のトマト料理です。オレガノとタイムも一緒に入れて煮込むと肉や魚介類の臭みを緩和してくれます。葉も柔らかくメインの食材と一緒に食べても口触りが気になりませんが、一度にたくさん使うと、苦みを感じてしまうためそれぞれ1~2枝ほどの使用が適当です。

フェンネル

フェンネルは葉が柔らかく、見た目はアスパラガスの葉に似ています。大きく育ち、背丈は150㎝位まで伸びます。多年草で、手をかけなくても毎年育ってくれています。 フェンネルは主に魚料理にあうと言われていますが、私はピクルスを作るときに、ひと枝入れるようにしています。フェンネルの匂いがほんのり甘いので、酢のツンとする酸味を緩和して食べやすくしてくれます。 フェンネルシードはダイエットに最適と聞きますが、種の収穫は残念ながらまだ行ったことがありません。
これはフェンネルの花で、この後種ができてきます。

ローズマリー

集中力を高めてくれる、というローズマリー。目覚めのスッキリしない時など、指でサッとひとなでして匂いを嗅ぐと気分が上がります。受験勉強のお供にも良いかもしれません。 ローズマリーの爽やかな香りと抗菌作用は、キッチンや洗面台周りの消臭に役立ちます。一枝コップに挿しておくとオシャレで臭い消しにも役立つので嬉しいですね。

ミント(アップルミント)

ミントには多くの種類があり、その中でもアップルミントは香りが穏やかで林檎に似た匂いがありその名がついたそうです。他にもパイナップルミントといって、パイナップルに似た匂いがするミントもあります。 ミント系を栽培するときは、植える場所に注意が必要です。生育が旺盛で、自然に任せておくとどこまでも増えていってしまい、気が付くと一面ミント!なんてことにもなりかねません。根が少し残っているだけでそこから芽を出し伸びてきます。地下茎で増えるので、仕切りなどを埋め込んで広がらないように栽培したほうがいいかもしれません。 増えて困ることもあるアップルミントですが、ミント独特の爽快な匂いを利用して、夏場のお風呂に入浴剤代わりに使うのもおすすめです。浴室に爽やかな香りが広がり、リラックス効果を得ることが出来ます。
湯船にお湯をはる際、摘みたてのアップルミントとレモンバームを、ネットなどに入れて蛇口に結び付けてみてください。そしてお湯が溜まった後は、ネットを蛇口から外して湯船に浮かべ、少し揉むと爽やかな香りが立ちリラックス効果もバッチリです。 花の咲き始めに収穫して、乾燥させて利用することもできますが、フレッシュで摘んですぐのものの方がミントらしい香りを楽しめます。コップなどで2~3枝挿しておくと根が出て、増やすのも簡単なのでベランダ栽培にも向いています。

セージ

セージは抗菌作用にすぐれています。昔から西洋では肉料理の保存性を高めるために使われていたそうです。そのセージを使用したことでソーセージの名がついたともいわれ、ソー(牝豚)とセージ(香草)を合わせたものが語源とされています。セージの種類の一つに、ホワイトセージがあります。ホワイトセージは乾燥させて燃やすことで、空気の浄化などに使われていました。 そんなセージの抗菌作用をいかしたおすすめの利用法があります。濡らしたタオルにセージの葉を一枚はさんでギュッと絞ると、爽やかな香りのおしぼりとしてさっぱりした使い心地が楽しめます。 また、生の葉をオリーブオイルや酢などに浸けておけば、フレッシュな葉が手に入らない冬に重宝します。さらに、ニンニクやタイム・オレガノなども一緒にオリーブオイルに浸けておくと、サラダ、肉料理などに使え風味よくいただけます。セージも多岐にわたって利用できるハーブのひとつです。

ローレル(月桂樹)

月桂樹(ローレル)はローリエとも呼ばれ、葉に独特な匂いがあって、煮込み料理の香味料としてよく使われます。カレーに利用されることが多く、「スパイスセット」の中の一つに入っているのを見かけます。 大きくなる木で、10mを超えることもあるそうです。春に小さな薄黄色の花が咲き、その後に新しい枝がぐんと伸びるそうです。写真にも蕾が見えますが、我が家では狭いところに植えてしまい大きくなることを後から知ったので少し心配しています。しかし、プランターでコンパクトに育てることも可能です。病虫害にも強いのでベランダ栽培にも良いですね! 月桂樹は、その独特な匂いを虫が嫌うので、私はお米の保存容器の中に入れて虫除けとして使っています。お米に匂いが移ることもなく、虫を避けられるので助かっています。

まとめ

我が家で実際に育てているハーブを8種類ご紹介いたしましたが、ハーブの種類は実に多く、利用の方法も多岐にわたっています。 ハーブというとオシャレな香草のイメージがあり、普段の生活にはかかわりが無いと思っていましたが、簡単な料理も美味しく変化させられるし、臭い消しやお風呂に利用するなどのリラックス効果も得られ、実際に栽培してみるとハーブは身近な植物ということがわかりました。 意外に手軽な植物であり利用価値も高いハーブは、普段の暮らしの中でこれからもその活躍が大きく期待できます。
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