買って後悔？農作業に向かない雨具の特徴とは｜失敗しない選び方も解説
2025年5月10日
これまでおすすめレインウェア5選と徹底比較5選を紹介してきましたが、農作業に向かない雨具、
失敗しない選び方をご紹介したいと思います。
「雨でも作業は止められない」
これは農家や家庭菜園を行う多くの方にとって現実です。草刈り、収穫、苗の定植、出荷準備――天気予報が雨でも関係なく、予定は進みます。そんなとき、頼れるのがレインウェア。しかし、雨具選びを間違えると“作業効率の低下”だけでなく“事故や健康リスク”につながることもあります。
今回は、「農作業には向かないレインウェア」の特徴を具体的に解説します。ありがちな購入パターンや失敗例を紹介しつつ、後半では現場で使える雨具の条件と選び方、そして実際に現場の声から生まれた「ノウキナビの農業用レインウェア」についてもご紹介します。
目次
1. 使い捨てタイプのビニールカッパ
突然の雨に備えて車に常備している方も多い使い捨てカッパ。値段も安く、コンビニやホームセンターですぐに買える手軽さは魅力です。
しかし農作業には、以下のような致命的な欠点があります：
- ビニール素材で裂けやすい（しゃがむ・引っ張る動作に弱い）
- 通気性ゼロで内側が汗だくになる
- フードや袖がずれやすく、雨が中に入りこむ
- 足元が短く、泥でズボンがびしょ濡れになる
実際に「午前中で破れて、午後は服のまま作業した」という声も聞かれます。
安全に作業するはずのレインウェアが事故にもつながりかねません。
結論：農作業では“非常用”にすら不安なレベルです。
2. アウトドア・街歩き用のおしゃれレインコート
最近は、アウトドアブランドからも多くのスタイリッシュなレインウェアが発売されています。見た目は良く、軽くて動きやすそうですが、農作業では次のような問題が浮かび上がります。
- 汚れに弱い生地が多く、泥や農薬がシミになる
- 細身のシルエットが動作を制限する
- フードや裾が風でめくれやすく、雨が侵入する
- おしゃれ重視で耐久性が二の次になっているケースもある
「きれいなまま保ちたい」という心理が働き、結果として泥汚れを気にして作業に集中できなくなるという声もあります。
おしゃれなレインコートで農作業はできませんね。
3. 上下別売りのレインウェア
「自分の好きな組み合わせができる」と一見便利に見える上下別売りの雨具。しかし、上下のサイズやデザインの相性が悪いと…。
- 腰の隙間から雨が入り、作業着が濡れる
- 上が短く、かがんだときに背中が出る
- 裾が長すぎて足を引っかけやすい
特に草刈機や田植え機など機械を扱う場面では、安全面にも悪影響が出るため避けたほうが無難です。
4. 通気性ゼロの“完全防水”ウェア
「水を一切通さない」とうたう製品に多いのが、通気性がまったく考慮されていないタイプ。たしかに雨は防げますが…
- 10分で中がムレてベタベタになる
- 気温が高い日はサウナ状態になる
- 体温調整ができず、熱中症のリスクが上昇する
特に梅雨〜夏場にかけては、通気性がないと命の危険すらあるといっても過言ではありません。
5. フリーサイズのレインウェア
「サイズを選ばず誰でも使える」と書かれているフリーサイズですが、実は最も避けるべきタイプのひとつです。
- ダボついて引っかかる
- 動くたびに服がズレて集中できない
- 袖が長すぎて作業の邪魔になる
- 安全面でも不安が大きい（巻き込み事故リスク）
自分の体に合っていない雨具は、不快だけでなく危険を伴います。
失敗しない雨具の選び方4つのチェックポイント
農作業用のレインウェアを選ぶ際には、以下の点を必ず確認しましょう：
- 透湿性があるか？（ムレにくく快適に作業できる）
- サイズ展開が豊富か？（体型に合ったサイズで安全に作業）
- 耐久性があるか？（泥・農薬・枝などへの耐性）
- 反射素材や視認性の工夫があるか？（薄暗い雨天時の事故防止）
ノウキナビの農業用レインウェアなら安心して使える理由
ノウキナビでは、「農家の声を製品に反映する」ことを大切にし、農作業に最適化したレインウェアを開発・販売しています。
- 価格：税込3,300円（上下セット）で導入しやすい
- 前後反射テープ付き：早朝や夕方の作業でも視認性◎
- 軽量かつ耐久性のある素材：草刈りや泥作業でも破れにくい
- サイズ展開：M/Lのサイズで、自分に合うサイズが選べる
- 農薬にも強い素材で、作業後の洗浄も簡単
まとめ｜“なんとなく”で選ぶと雨具は後悔する
レインウェアは、雨を防ぐだけの道具ではありません。**作業効率・快適性・安全性を守る「現場の装備」**です。
「安かったから」「家にあったから」と安易に選んでしまうと、結果的にストレスが増え、疲労や事故の原因になりかねません。
農作業のような過酷な現場では、「農業のために作られた雨具」を選ぶことが大切です。迷ったときは、現場の声から生まれたノウキナビの農業用レインウェアを、ぜひ一度お試しください。
雨の日の作業が、きっと変わります。
