【ノウキナビが徹底解説!】美味しい新米作りの最終工程!籾摺り機と精米機の選び方

こんにちは!ノウキナビの清水です。
弊社の近くの水田も稲穂が頭を垂れ、そろそろ稲刈りのシーズン間近、新米の香りが待ち遠しい季節になりました。農家さんにとって、美味しいお米を消費者に届けるためには、収穫後の籾摺り(もみすり)と精米の作業が非常に重要です。
また親戚から籾米や玄米をもらったんだけど、白米にするにはどうしたらよいのだろう・・・
「籾摺り機や精米機って、種類がたくさんあってよくわからない…」「うちの規模に合った機械はどれだろう?」
そんなお悩みを解決するため、今回は籾摺り機・精米機の役割から、それぞれの選び方、最新の機械の動向まで、ノウキナビが徹底的に解説します。
自宅で籾摺りから精米まで一貫して行える小型機械は、共同施設を利用する手間を省き、いつでも最高の鮮度で新米を味わいたい自家消費・小規模稲作実践者にとって最適な選択肢です。特に、設置スペースが限られる場合でも、ノウキナビECサイトでは多様なニーズに応えるコンパクトな機種が豊富に揃っています。
籾摺りと精米の役割を理解しよう
まず、籾摺りと精米の役割を正しく理解することが、最適な機械選びの第一歩です。
- 籾摺り(もみすり):稲穂から取り出した「籾(もみ)」から、硬い籾殻を剥がして「玄米(げんまい)」にする作業です。この籾殻が付いた状態のままでは、お米として食べることができません。
- 精米(せいまい):籾摺り後の「玄米」の表面にあるぬか層を削り取り、私たちが日頃食べている「白米(はくまい)」にする作業です。精米度合いを調整することで、三分づきや七分づきといったお米も作ることができます。
籾摺りと精米は、お米の品質を最終的に決定する重要な工程です。
多様なラインナップから選ぶ!「籾摺り精米機」「籾摺り機」「精米機」
ノウキナビでは、お客様のニーズに合わせて、様々なタイプの機械を取り扱っています。
籾摺り精米機(一体型)
籾摺りと精米の機能が一つになったオールインワンの機械です。
- メリット:機械が一つで済むため、省スペースで導入コストを抑えられます。
- デメリット:籾摺りと精米を同時に行えないため、作業効率はそれぞれの単体機に劣ります。小規模な自家消費用や、たまにしか使わない方におすすめです。
籾摺り機(単体)
籾摺りのみを専門に行う機械です。籾から玄米にすることが出来ます。
- メリット:籾摺り作業に特化しているため、高い処理能力と安定した脱ぷ率(もみ殻が剥がれる割合)を誇ります。
- デメリット:精米を行うには別途精米機が必要です。籾の量がまとまっており、効率を重視する農家さんにおすすめです。
精米機(単体)
精米のみを専門に行う機械です。石抜機能がついているものもあります。
- メリット:精米機能に特化しているため、仕上がりが非常に高品質です。精米度を細かく調整できるモデルも豊富にあります。
- デメリット:籾摺り作業には使えません。
インペラ籾摺り機の魅力
従来の籾摺り機は「ゴムロール式」が主流でしたが、最近では「インペラ籾摺り機」に注目が集まっています。
- 仕組み:インペラ(羽根)の高速回転による気流と摩擦で籾殻を剥がします。
- メリット:ゴムロールと比べて物理的な摩耗が少ないため、部品交換の頻度が大幅に減り、ランニングコストを抑えられます。メンテナンスも比較的簡単で、高い処理能力を持つモデルも多いです。
- デメリット:かつては、お米が割れやすいという欠点がありましたが、近年のインペラ籾摺り機は技術の進化により、この点が改善されています。
周波数:見落としがちな重要ポイント
周波数の確認
日本国内の電気は、地域によって周波数が50Hzと60Hzに分かれています。

- 50Hz(東日本):北海道、東北、関東、中部の一部
- 60Hz(西日本):近畿、中国、四国、九州、沖縄、中部の一部
籾摺り機や精米機はモーターで駆動するため、使用する地域の周波数に合った製品を選ぶことが非常に重要です。周波数と合わない機械を使用すると、性能が十分に発揮されなかったり、故障の原因になったりする可能性があります。ノウキナビのサイトでは、ご購入時にご使用される地域の周波数をご確認させていただいております。
精米機の方式で選ぶ!「循環型」と「1回通し型」
精米機には、主に2つの精米方式があります。それぞれに特徴がありますので、ご自身のこだわりやライフスタイルに合わせて選びましょう。
循環型精米機
お米を機械内部で何度も循環させながら、少しずつ精米していく方式です。
- メリット:お米へのダメージが少なく、熱の発生を抑えられます。これにより、お米本来の風味や食感を損なうことなく、均一で美しい仕上がりの白米が得られます。精米度を細かく調整できるモデルが多いのも特徴です。
- デメリット:精米に時間がかかります。本体サイズが比較的大きくなる傾向があります。
1回通し型精米機
お米を一度に投入し、一回の工程で精米を完了させる方式です。
- メリット:精米がスピーディーで、少量を手早く精米したい場合に便利です。構造がシンプルでコンパクトなモデルが多く、価格も手頃です。
- デメリット:精米時の衝撃でお米が割れたり、欠けたりするリスクが循環型より高くなります。
売れ筋の籾摺り機・精米機 商品紹介
籾すり精米機 カンリウ SRH358E
- 籾摺りと精米を同時にできるから時間短縮、生産性の向上!
- 籾20kg、玄米18kgを処理することができます。
- コンセント100V対応!ご家庭でも使える籾摺り機!
- コイン精米機までの道のりをカット!自分で精米が簡単にできる!入れて待つだけ!簡単籾摺り
- 精白能力 能率35~45㎏/1時間

籾すり精米機 カンリウ SRH1562E
- 籾摺りと精米を同時にできるから時間短縮、生産性の向上!
- 籾20kg、玄米18kgを処理することができます。
- 三相200V対応高能率タイプ
- コイン精米機までの道のりをカット!自分で精米が簡単にできる!入れて待つだけ!簡単籾摺り
- 精白能力 【籾すり】100~120kg/1時間 【精米】100~130kg / 1時間

インペラ籾摺り機 大竹製作所 FS20R-SM
- 軽量でどこでも籾摺りができる
- 家庭用100V電源で使えるコンパクトタイプ
- ライスセンター・カントリーエレベータでの受入検査にも最適。
- 構造が簡単なため女性やお年寄りの初心者でも安心して操作でき、仕上がりもキレイです
- 作業能率:180~240㎏(3~4俵)/1時間

インペラ籾摺り機 FC2R 大竹製作所
- 家庭用100V電源で使えるコンパクトタイプ籾摺り機
- 一年中、摺りたての美味しい玄米を手軽にご家庭で楽しめます
- 生籾一握りでも籾摺り可能
- 検査用にも使えます
- 作業能率:60~120㎏(1~2俵)/1時間

※こちらの商品はノウキナビの安心保障プランがございます。

一回通し型精米機 カンリウ SR2263
- 高能率最大300kg/時(3・7kwモータ搭載時)
- 低温精米によって、より鮮度の良い精米が可能に
- 白米袋取り装置付きなので、袋に詰め替える苦労もなし
- お米農家さんやお米の精米を生業とする方
- 普及型(モータなし)※お手持ちのモータが使えます
- 残留米除去装置、白米袋取り装置付
- モータ外装型、最高性能!

石抜精米機 カンリウ SRT658EH
- 業界唯一!100V仕様の石抜精米機
- 精米機では取り除けない石抜きもおこなう
- サイズの小さな小米も取り除ける機能付き
- タンク容量もオプションを活用で増やせる
- 作業能率 50~60㎏/1時間

よくある質問
Q1: 籾摺り(もみすり)と精米(せまい)はそれぞれどのような役割を持つのでしょうか?
A1: 籾摺りは籾殻を取り除き玄米にする作業で、精米は玄米を白米などに磨く作業です。籾摺りでは、稲穂から取れた硬い籾殻が付いた「籾」を「玄米」にします。この籾殻が付いた状態では食べられません。一方、精米は籾摺りされた「玄米」の表面を削り、私たちが普段食べる「白米」の状態にする最終工程です。どちらの工程も、お米の品質を最終的に決める重要な役割を担っています。
Q2: 籾摺りや精米を行う機械にはどのような種類がありますか?
A2: 籾摺りや精米の機械には、主に「籾摺り精米機」「籾摺り機」「精米機」の3種類があります。 「籾摺り精米機」は、籾摺りと精米の両方を一台で行える複合機です。これに対し、「籾摺り機」は籾殻を取り除き玄米にする単機能の機械で、「精米機」は玄米を白米などに磨く単機能の機械としてそれぞれ利用されます。用途や規模に合わせて最適な種類を選ぶことが大切です。
Q3: 自宅で籾摺りから精米まで行うメリットは何ですか?
A3: 自宅で籾摺りから精米まで一貫して行う最大のメリットは、いつでも最高の鮮度で新米を味わえることです。 共同施設を利用する手間を省き、必要な時に必要な量だけ籾摺り・精米ができるため、お米の鮮度を高く保てます。特に、自家消費や小規模な稲作を実践している方にとっては、新鮮な状態のお米を手軽に楽しむための最適な選択肢となります。設置スペースが限られる場合でも、コンパクトな機種が多様に用意されています。
Q4: 籾摺り機を選ぶ際に特に注目すべきポイントは何ですか?
A4: 籾摺り機を選ぶ際に特に重要なのは、機械の「周波数」を確認することです。 周波数は、お住まいの地域の電力供給の特性と密接に関わっており、機械が正しく動作するために見落とせないポイントです。例えば、東日本と西日本で異なる周波数帯が使われているため、お使いの地域の周波数に合った機種を選ぶ必要があります。この周波数が合っていないと、機械が本来の性能を発揮できない可能性があります。
Q5: 精米機の精米方式にはどのような種類がありますか?
A5: 精米機には主に「循環型」と「1回通し型」という2つの精米方式があります。 「循環型」は、お米が機械の中で何度も循環しながら徐々に精米されていく方式です。一方、「1回通し型」は、お米が一度機械を通るだけで精米が完了する方式です。これらの方式によって精米の仕上がりや効率が異なるため、自分の求めるお米の状態や作業量に合わせて選ぶことが重要です。
まとめ
ノウキナビでは、お客様にぴったりの籾摺り機や精米機を豊富に取り揃えています。メーカーや処理能力、周波数、性能などご確認いただきご購入いただけます。また、業務用の精米機も取り揃えております。ノウキナビ自社サイトでご覧いただけます。
ご不明な点は、いつでもお気軽にお問い合わせください。ノウキナビの専門スタッフが、お客様のご要望にお応えさせていただきます。
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